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2020.11.16

選手情報

ナダルがATPファイナルズ初戴冠へ! 絶好調男ルブレフを一蹴

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大事な初戦を完勝
次戦は注目のティエム戦!

11月15日開幕したATPツアー最終戦「Nitto ATP ファイナルズ」で初優勝を目指す世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)が、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3、6-4で退け、絶好のスタートを切った。

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今シーズン、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を上回るシングルス勝利数40勝や5度のタイトルを手にしたルブレフに対し、ナダルはブレークポイントすら与えず、わずか76分で完勝。
ATP公式サイトによると、ナダルは「自信をつけるためにいいスタートを切ることは重要さ。今日はサーブが非常に重要だった。苦にならなかったし、そのおかげでリラックスしてリターンできた」と喜びを語った。

また、「試合へのアプローチの仕方には満足しているよ。最初の試合はいつも難しいもの。アンドレイは素晴らしいシーズンを過ごした。素晴らしい選手だし、今後の健闘を祈っている」と敗者であるルブレフに対してエールを送るなど、トッププレーヤーならではの余裕も見せた。

そんな勢いに乗る若手を一蹴したナダルだが、この後も試練が続くことも示唆。11月17日に控えたドミニク・ティエム(オーストリア)との戦いに関して、「僕にとってはタフな試合になると思うし、彼(ティエム)にとっても同じようになることを願っている。覚悟しておくよ。今日はそのために役に立った。明日は休んで、すべきことをしっかりやって準備したい」とかぶとの緒を締めた。

過去、同大会に9度の出場がありながらも、最高成績は2010年、2013年の準優勝のナダル。
これまでグランドスラムやオリンピックの頂点に立った男が、今大会また一つトロフィーを増やすことができるだろうか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma