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2020.11.29

選手情報

メドベデフが世界No.1になることの難しさ語る「まだまだ先は長い」

世界No.1を目指すメドベデフに
立ちはだかるBIG3の壁

ATP1000パリ大会とツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」で優勝を果たし、10連勝という最高の形でシーズンを締めくくった世界ランキング4位のダニール・メドベデフ(ロシア)が、世界1位になることの難しさについて語ったことを「tennishead」が報じている。

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今シーズンのメドベデフはクレーコートシーズンで思ったような成績を残せなかったものの、USオープンをはじめとしたハードコートシーズンでは好成績を収め、世界ランキングでもBIG3の一人、ロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて4位へと浮上。自身のキャリア史上最高ランキングを記録した。

メドベデフは「世界No.1になるためには、他のすべての選手よりも良い成績でシーズンを完了する必要がある。時には8,000ポイントで十分な場合もあるけど、逆に12,000ポイントでは不十分な場合もある。まだまだ先は長いと感じるよ」と現実的に状況を見つめている。一方では、「すべては自分のプレー次第だと思う。パリ大会や最終戦のようにプレーできる大会が増えれば増えるほど、ランキングでもっと上位に立てる可能性も出てくる」と意欲を高めている。

だが、やはり世界1位の座を奪う中で大きな壁となっているのがBIG3の存在だと話すメドベデフ。「ロジャー(フェデラー)、ノバク(ジョコビッチ)、ラファ(ナダル)の3人は未だにトップの座を守り続けていて、それが世界1位になることを難しくしていると思う」と、尊敬の念を抱いているが、そんな言葉とは裏腹に最終戦ではジョコビッチとナダルの2人を破った。「(1位になることが困難でも)自分は挑戦し続けるよ」とメドベデフは力強く語っており、どこか自信ものぞかせている。

2019年にはUSオープンで決勝に進出し、ナダルとの激闘を演じたメドベデフだが、惜しくも敗れ、タイトル獲得を逃した。来シーズンはグランドスラム初優勝に向け、更なる飛躍を遂げたいところだ。

文=中村光佑

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma