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2020.12.08

選手情報

大坂なおみが世界に影響を与えた5人のアスリートに選出

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人種差別に強く抗議した大坂
黒人犠牲者の名前入りマスクを着用

12月6日、アメリカのスポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』は、「2020スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー」を発表。今年は、自らの名声で社会のプラットフォームを変えた“アスリート活動家”を選出し、世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)が、その一人に選出された。

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大坂は、今年8月にアメリカ・ウィスコンシン州で起きた警官による黒人男性銃撃事件に強く抗議。「ウェスタン&サザン・オープン」の決勝に進んでいたものの、棄権を示唆し人種差別に反対する姿勢を見せた。
また、USオープンでは警察による暴力で被害に遭った黒人犠牲者の名前を入れたマスクを7枚用意。3度目のグランドスラム制覇をすることですべての名前を世界に発信し、多くの人々の関心を引いた。

これまで同賞に選ばれたテニス選手は、セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)やビリー・ジーン・キング氏、クリス・エバート氏、アーサー・アッシュ氏ら。大坂は5人目なった。

今回、大坂の他にレブロン・ジェームズ(NBA選手)やブレアナ・スチュアート(WNBA選手)、パトリック・マホームズ(NFL選手)、ローレント・デュバネイターディフ(NFL選手)が選出されている。


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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma