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2020.12.09

選手情報

ナダル、BIG3の将来に「まだしばらくここにいる」とやる気をみなぎらせる

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「ベストを尽くせるものを見つけなければ」
出場6大会でも好成績を残したナダル

海外メディア『tennishead』は、世界ランキング2位のラファエル・ナダル(スペイン)が、スペインのトークショーで、自身そしてライバルであるロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)がツアーの舞台において「もうしばらくここにいる」と語ったと報じている。

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2020年を国別対抗戦「ATPカップ」でスタートさせたナダルは、2月下旬のATP500アカプルコ大会で今季初優勝を遂げた。
しかし、パンデミックによりツアーが中断。8月に再開されたものの、ナダルは渡航リスクを考え、前年優勝しているUSオープンを欠場し、ヨーロッパで行われるクレーコートシーズンに全力を注いだ。その結果、全仏オープンでは13度目の優勝を果たし、フェデラーが持つグランドスラム最多優勝回数20度に並んだ。

テニスプレーヤーとして最高の結果を残したナダルは、「誰にとっても大変な1年にだった」と前置きしたうえで、「日常の敗北に陥ってはいけない。人生を楽観的に捉えることは、困難な時期を乗り越えるのに役に立つ。仕事、献身、情熱、コミットメントが必要になるんだ」と、ポジティブであり続けることが重要だと語った。
さらに、2020年のプレーについて、「誰もが自分の道を見つけ、ベストを尽くすことができるものを見つけなければならない。僕自身は今年、5つの大会にしか出場できていない(ATPファイナルズ含めず)。非常にうまくいったと思うが、全体的に見れば悲しい年であることは間違いない」と、選手としてだけでなく一人の人間として悲しい一年だったと振り返った。



また、ナダルは、二人のライバルであるフェデラーとジョコビッチらについても語っている。

今シーズン、ジョコビッチは全豪オープン8 度目の優勝を成し遂げ、USオープン4回戦まで無敗の26連勝を果たし活躍。また、フェデラーは、残念ながら左ヒザのケガに悩まされ、今シーズン途中で欠場することを決断したものの、来年早々の復帰を視野にトレーニングを開始した情報が報じられている。そんなツアーの中でいまだに力を発揮している3人について、ナダルは「僕たちは、まだしばらくの間ここで戦い、勝つための努力をし続けるだろう」とコメント。これから先も“BIG3”がツアーの先頭に立つ準備ができているとした。

2000年代半ばからテニス界を席巻したBIG3。若手が台頭する中で、来シーズン、彼らはどのようなプレーを見せるのだろうか?

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