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2021.01.23

選手情報

アデレードの隔離措置に「優遇されている」との指摘もティエムが反論

一部トップ選手の隔離措置に批判も…
ティエム「アドバンテージ得ていない」

男子世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が全豪オープンの開催に際して行われているアデレードでの隔離措置について語ったことをスペインのテニスメディア『Punto de Break』が報じている。

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新型コロナウイルス感染拡大防止のプロトコルに基づき、全選手に対し1月15日から14日間の隔離措置を命じている今年の全豪オープン。男女トップ3の選手はアデレード、残りの選手はメルボルンで隔離期間を過ごすことになっている。なお、1月29日にはアデレード組の選手が出場するエキジビションマッチの開催も決定している。

そんな中、アデレードに渡航した選手はよりホテルのジムを24時間自由に使えるなど、メルボルンで隔離措置を受ける選手よりも良い待遇を受けられることから、「優遇されすぎている」との批判の声が上がっていた。世界72位のジェレミー・シャルディ(フランス)も「全員が同じ土俵に立つことが前提なのに、(今回の決定は)非常に奇妙なことだ。もし私が世界4位だったら、取り乱していたと思う」と発言していたほどだ。

オーストリアのニュースチャンネル『ORF TV』のインタビューに応じたティームは、「メルボルンは計300人程度、アデレードは計20人程度くらいしかいないので、少しは快適に過ごせるかもしれない」と認めているものの、数々の批判に対しては「検疫規制はメルボルンと全く同じで、トップ選手が大きなアドバンテージを得ているわけではない」とコメント。

さらにティームは「アデレードでエキジビションマッチを行うことで、より多くの収入を得て、経済的な援助をすることに役立てられる。地域のためにお金を集められる上に、観客の前でプレーできるいい機会になる」と主張している。

シャルディの言葉に裏付けられるかのように、すでに今回の隔離生活では様々な問題が発生していることも事実だが、まずはすべての選手が2週間を無事に乗り越えてくれることを祈りたい。

文=中村光佑

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma