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2021.02.03

メーカーズボイス

衝撃を高レベルで排除! ウイルソンテニスラケット新「トライアド(TRIAD)」がベールを脱ぐ

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2001年に誕生した
画期的テクノロジー「トライアド」は
女王セリーナにも愛された

人によっては“なつかしい!”という声を出すかもしれない。同ラケットは大元を辿ると、2001年に誕生したもの。振動吸収を強調したが、過去にはグランドスラム23冠のGOAT、セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)も同テクノロジーのラケット(nコード 3 OS 113)を使用するなど、トータルバランスに優れたラケットである。




早速「トライアド」について紹介していきたい。
元々は、より強いボールを打てるラケットを作るためには、どうすればいいのか? という疑問から生まれたテクノロジーである。当たり前の話だが、よりパワフルなボールを打つためには、ボールが受ける衝撃を大きくすること、つまりラケットがより大きな反発力を生み出すことが重要となる。しかし、反発力が大きくなるということは、グリップを通じてプレーヤーの腕により大きな振動が伝わることを意味する。相反する「パワー」と「快適性」をどのように共存させるか? そこで編み出されたのが、「ヘッド部分(O形状)」と「ハンドル(グリップ、Y形状)」を分けるということ。そして、その結合に使われている材料が注目の「アイソゾーブ(ISO-ZORB)」である。同素材は、地震の衝撃吸収のために高層ビルや橋などの建造物に用いられるもので、抜群の振動吸収率を誇るもの。ヘッド部では最大のパワーを発揮しながら、衝撃はハンドル部に伝わる前に遮断してくれるため、パワーがあるのに、快適なプレイが実現できるというわけだ。





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