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2021.02.03

メーカーズボイス

衝撃を高レベルで排除! ウイルソンテニスラケット新「トライアド(TRIAD)」がベールを脱ぐ

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今回の「トライアド」では
最大76度もストリングを可動させる
グロメット「AGT」を採用

しかし、今回の「トライアド」の注目はまだまだある。ウイルソンには、グロメットホールのテクノロジーが4種類あるのだが、新「トライアド」に採用したのは「AGT(アーティキュレーテッド・グロメット・テクノロジー)」。アーティキュレーテッドは、直訳で「関節式」という意味。なんと、グロメットと連動して動くシステムとなっていて、ストリングは最大76度動くようになっている。何と通常の約3.5倍の可動域となり、それによりスイートエリアも134%大となる。今回発売となるのが、103平方インチと113平方インチのラケットなので、それぞれ「138平方インチ相当」、「151.42平方インチ相当」のスイートエリアがあるということだ。





ご紹介してきたとおり、今回の「トライアド」シリーズは、「パワーがありスイートエリアも広い、それなのに衝撃は極めて少ない」というのが特徴である。

それでは新「トライアド」2モデルを紹介してこう。
「トライアド・ファイブ(TRIAD FIVE)」は、103平方インチ、267g、レングス27.25インチ、平均バランス35.5cmというラケット。一般的に、日本では黄金スペックを使っている人が多い。そういった方でヒジに不安を感じている人には、ほぼ同じフェイスサイズの「トライアド・ファイブ」がいいだろう。トライアド・テクノロジーによるパワー、スイートエリアの広さはもちろんだが、レングスで1/4ロングになっているため、イメージ以上にしっかりボールを弾いてくれるラケットである。267gと軽いので、取り回しも楽である。
もう1モデルは、近年、徐々に人気が復活してきているラージサイズモデル、「トライアド・スリー(TRIAD THREE)」である。113平方インチ、264g、レングス27.5インチ、平均バランス36.0cmというスペックで、よりフェイスが大きく、よりパワーが出るのが特徴だ。





さて、ついに発表となった新「トライアド」はどんなプレーヤーにフィットするのか? 一つは、高い衝撃吸収性を求める人にぜひとも打っていただきたいラケットである。そして同ラケットは、コンパクトなスイングでパワーよりも、コントロールで勝負するプレーヤーにベストと言える性能となっている。だからこそ、瞬時のプレーが求められる「ダブルス・プレーヤー」に適しているし、「最近ボールが飛ばなくなった」、「ビデオを撮影してみたら、思った以上にスイングが小さくなっていた」、そんな方もぜひ使用を検討してみてほしい。



(2021/2/10更新)は「デザイン一新! Wilson新テニスバッグシリーズ全貌公開」 乞うご期待!!



★[Wilson Web Magazineバックナンバー(2011年1月号~2020年3月号)]
https://wwm.tennisclassic.jp/archive/backnumber/index.html

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