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2021.02.11

大会情報

前年女王ケニンが良さを出せず、カネピにストレート負け

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ケニンは深く重い
ショットに苦しんだ


カイア・カネピ(エストニア/世界65位)の攻撃的テニスが、前年女王を打ち破った。2月11日、全豪オープン4日、カネピはソフィア・ケニン(アメリカ/世界4位)[4]と対戦。6-3、6-2で勝利した。


【動画】ケニン対カネピハイライト 


過去の対戦はカネピの1勝0敗(2018年ローマ大会で2-1)。だからこそ「彼女はタフな相手だし、サイズもある。とにかく準備をして、勝つためにできることはすべてをやるつもり」と語っていたケニン。
試合開始から、相手のサーブを攻めて、第1ゲームで3度ブレークチャンスを握ったが、ここでブレークできず。さらに、このセットは合計7度、ブレークポイントを迎えたが、あと1ポイントが奪えなかった。第4ゲームで先にブレークを許すと、第1セットを落とす。続く第2セットも、パワフルなショットをコート深くに打ち込まれたケニンは、持ち前の攻撃的なテニスを展開できなかった。数字を見てみると、ケニンのウィナーが10本に対して、カネピは22本。ケニンのアンフォーストエラーは22本と増えてしまい、リズムに乗れなかった。



前年女王を下したカネピ


「今日は、本当にサーブがよかった。それが助けとなったわ。でも、ゲームプランは、とにかく攻撃的に行く、ということだった。いつもどおりできたと思う」とオンコートインタビューで語ったカネピ。3回戦の相手は、第28シードのドンナ・ベキッチ(クロアチア/世界ランク33位 ※対戦成績は0勝1敗)。グランドスラムでは過去6度、ベスト8入りを果たしているが、全豪では3回戦がベストリザルト。自身のベストを更新できるかに注目だ。

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Photo by Takeo Tanuma