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2021.02.12

大会情報

青山修子/柴原瑛菜が苦戦強いられるも2回戦突破! 今季10連勝飾る

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マッチポイント握られるも逆転勝利!
青山/柴原がベスト16入り

全豪オープン5日目、女子ダブルス2回戦で第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業HD)は、ワイルドカードのリゼッテ・カブレラ/マディソン・イングリス(ともにオーストラリア)を5-7、7-6(5)、6-0のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。

【ドロー】全豪オープン女子ダブルス

青山/柴原は、女子ツアー開幕戦「アブダビWTA女子テニス・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ)でも優勝を飾り、今大会の前哨戦である「ヤラ・バレー・クラシック」(WTA500)でも優勝。この日の勝利で、今シーズンいまだ負けなしの10連勝(相手の棄権含めず)となった。

試合は第1セット、互いに1ブレークずつした第12ゲームに青山/柴原は再びブレークを許してしまい、セットを奪われる。
続く第2セット、青山/柴原は我慢の展開を強いられてしまう。第4ゲームでは6度のブレークポイントをしのぐと、4-5ではマッチポイントも握られた。だが、これをキープすると、次ゲームでブレークに成功。リードを奪ったが、再びブレークバックされてしまい、試合はタイブレークに突入してしまう。ここでも先にリードされた青山/柴原だったが、持ち味である攻撃的なプレーを見せ、4連続ポイントでタイブレークを制し、試合をイーブンに戻した。

これで完全に勢いの戻った青山/柴原。ファイナルセット開始から一気に6ゲームを連取してフルセットで勝利を収めた。

「リターンミスとかラリーのエラーが今日の試合で苦戦した一番の要因」と試合後の記者会見で反省した青山。「相手にやられてしまうのはしようがないが、自分たちのエラーではなく、しぶとくやるというのが次に大事になってくる」と次戦に向けて修正していくとした。

3回戦では、優勝した同大会前哨戦「ヤラ・バレー・クラシック」の決勝で対戦している第12シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイザ・ステファーニ(ブラジル)と対戦。昨年のUSオープンでは敗れたものの、全仏オープンでは勝利している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma