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2021.02.14

大会情報

大坂は第1試合、青山/柴原、国枝、上地、大谷、菅野も登場! 全豪7日目の注目ポイントをチェック!!

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「ムグルザの方が好みの相手」と
語る大坂の試合は大注目


全豪オープン7日目、シングルスは4回戦に突入する。

世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)の試合は、ロッド・レーバー・アリーナ第1試合(日本時間9時〜)に組まれた。対戦相手は、ガルビネ・ムグルザ(スペイン/世界ランク14位)[14]。
「一度、グラスコートで練習したことがあります。2、3年ぐらい前かな。彼女にとても印象付けられたのを覚えています。ウィンブルドン、全仏オープンで優勝するような彼女を見てきたので、彼女と対戦したいと思っていました。だから、本当にエキサイティングなこと」と語った大坂。初対戦となるが、3回戦のオンス・ジャバー(チュニジア/6-3,6-2で勝利)に比べると「私にとってはムグルザの方が好みの相手」と言うだけに、対戦が楽しみだ。


【画像】全豪7日目のオーダー・オブ・プレイ(試合予定表)


そして女子ダブルス3回戦には、第7シードの青山修子(近藤乳業) /柴原瑛菜(橋本総業HD)ペアが登場。第12シードのヘイリー・カーター(アメリカ) /ルイザ・ステファーニ(ブラジル)と対戦する。13番コート第1試合で大坂戦と同じ日本時間9時〜。1、2回戦は共にフルセットでの勝利。ストレートで勝利して、準々決勝にコマを進めたい。

そのほか大坂戦後も、センターコートは注目カードが目白押し。
第2試合(日本時間11時以降)は、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク7位)[7]vs.セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ/世界ランク11位)[10]。サバレンカは、昨シーズン終盤に3大会連続優勝を成し遂げている優勝候補の一人。対するセリーナは、言わずもがなグランドスラム23冠のG.O.A.T. (史上最高)。どちらもパワフルなショットを武器としているだけに、すさまじい打ち合いとなるはず。

続いて日本時間13時以降の第3試合で、世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストリア)[3]とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/21)[18]、“片手バックハンド対決”が入る。ティエムといえば3回戦、完全アウェイ、2セットダウンからニック・キリオス(オーストラリア)に劇的勝利をしたばかり。昨年のUSオープン前には、「観客がいない中でのプレーするのは辛い」と語っているだけに、無観客のシチュエーションの中で、どんなプレーを見せるのかも注目したい。

そしてナイトセッション第1試合 (日本時間17時以降)で、第2シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク2位)と全仏女王イガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク17位)[15]という興味深い対戦が待っている。両者の対戦成績は1勝1敗。2019年全仏ではハレプ6-1、6-0で、2020年全仏ではシフィオンテクが6-1、6-2でそれぞれ勝利。果たして3度目の対戦で勝利を手にするのはどちらの選手となるか!?

そしてナイトセッション第2試合には、前年王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)[1]とミロシュ・ラオニッチ(カナダ/)[14]。なのだが、ラオニッチはこれまで11戦全敗である。ただし、ジョコビッチは、テイラー・フリッツ(アメリカ)との3回戦で、腹筋を痛めている。時速230km/hは出るファーストサーブでのポイント獲得率は、今大会暫定1位の87%というラオニッチにチャンスがあるかもしれない。

そのほか、マーガレット・コート・アリーナでは、第1試合(日本時間9時〜)には“ジャイアントキラー”シェイ・スーウェイ(台湾/世界71位)が、第2試合(日本時間10時以降)には、デニス・シャポバロフとのカナダ人対決を制したフィリックス・オジェ・アリアシム(世界ランク19位)[20]が、第4試合(日本時間16時半以降)には、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク7位)[6]も登場する。

そして、車いすテニス部門も本日からスタート。
8番コート第3試合に国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク1位)[1]対ベン・ウィークス(オーストラリア/世界41位)
7番コート第5試合に、上地結衣(三井住友銀行/世界ランク2位)[2]対世界ランク12位のマカレナ・カブリラナ(チリ)
6番コート第4試合に、大谷桃子(かんぽ生命/世界ランク7位)対ルーシー・シューカー(イギリス/世界ランク12位) 
8番コート第1試合(日本時間9時〜)に、クアード/の菅野浩二(リクルート/世界ランク5位)対サム・シュローダー(オランダ/世界ランク3位)と初日から日本人4選手が出場する。

※ランキングは2月8日現在、[]はシード順位

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