close

2021.02.14

大会情報

ハレプが昨年全仏の雪辱! シフィオンテクに逆転勝利

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

劣勢から修正力の高さを見せたハレプがベスト8進出

全豪オープン7日目、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング2位のシモーナ・ハレプ(ルーマニア)が、同17位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)を3-6、6-1、6-4の逆転で下し、2年連続でベスト8にコマを進めた。

【動画】S.ハレプ vs. I.シフィオンテク マッチハイライト

これまで2度対戦している両者。2019年の全仏オープンでは、ハレプが6-1、6-0と完勝したものの、昨年の全仏オープンでは1-6、2-6で敗戦。両者の対戦はこれで3度目となる。

本日の試合、ハレプは第1セットを奪われたものの、第2セットではミスを減らす修正力の高さを見せ、試合を振り出しに戻した。その後もシフィオンテクのミスを誘う展開となり、2度のブレークに成功。逆転でシフィオンテクを下し、昨年の雪辱を果たした。

果敢に攻めていく姿勢を見せたシフィオンテクだったが、アンフォーストエラー数がウィナー数(33本)を大きく上回る42本を数え、あと一歩のところで勝利を逃した。

試合後、ハレプは「自分にもっと良い試合を期待していて、それができたことに満足している。この舞台にいること、そしてすべての試合で100%の力を出し切るということ。だからこそ、プレッシャーを感じている」と、全豪オープンという大舞台で前回敗れたシフィオンテクに勝利したことを喜んだ。

次戦の相手は、今大会でマーガレット・コートが持つグランドスラム優勝タイ記録(24勝)狙う“女王”セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)。これまでの対戦成績は、2勝9敗と分が悪い。だが、「コートに立てば、ただの相手よ。私は誰と対戦するかよりも自らにフォーカスしている。試合に勝つために、自分にできることをトライし、ベストを尽くすの。自信を持って臨みたいと思う」と、今できることをすべてぶつけるとした。

※ランキングは2月8日現在

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma