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2021.02.16

大会情報

ディミトロフが世界114位の勢い止められず、準々決勝敗退「今日は彼の日だった」

世界114位、カラツェフの快進撃!
ディミトロフはベスト8止まり

全豪オープン9日目、男子シングルス準々決勝が行われ、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、予選から勝ち上がったアスラン・カラツェフ(ロシア)に6-2、4-6、1-6、2-6の逆転負けを喫し、2017年以来となるベスト4進出とはならなかった。

【動画】A.カラツェフ vs. G.ディミトロフ マッチハイライト

今大会、ディミトロフは1回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)、2回戦でワイルドカードのアレックス・ボルト(オーストラリア)、3回戦で第15シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)、4回戦で第3シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を破り、準々決勝に進出していた。

その相手となったのが、予選を突破しグランドスラムの舞台に初めて立つカラツェフ。3回戦で第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、4回戦で第20シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)を破り、今勢いに乗っている選手だ。

この日の試合では、そのカラツェフの勢いを抑えるかのようにディミトロフが第1セットを先取するが、第2セットではカラツェフがパワフルなフォアハンドを武器に奪い返した。その後もバックハンドのスライスを使い、粘りのテニスを見せたディミトロフだが、徐々に動きが悪くなり、サーブがまともに打てない状態になってしまう。第3セット終了時に背中の治療のためメディカル・タイムアウトを要求したものの、第4セットも一方的な展開で敗れた。

試合後、ディミトロフは「昨日、背中のけいれんを起こしたんだ。試合までに直すことができず、試合の早い段階から起きていて、進行し続けて止めることができなかった。今日は彼の日だ。それを受け止めて前に進むよ」と、試合前からの怪我だったとコメント。

その症状は、試合前に靴下すら履くこともできないほどだったという。それでも、ディミトロフはコートに向かい、戦うことを選んだ。「久しぶりに準々決勝に来たから自分にチャンスがあると思っていた。グランドスラムでこんなに調子が良かったのは初めてだった。動きもいいし、サーブもよかった。ようやくすべての要素が揃った気がしたんだ。ただ、なんて言えばいいのか、最悪だ。これもスポーツさ。彼(カラツェフ)は、僕が苦しんでいるのを見て、やるべきことをやり続けた。それだけだよ」と語った。

勝利したカラツェフは、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の勝者と対戦する。

※ランキングは2月8日現在

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma