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2021.02.16

大会情報

ジョコビッチがラケット破壊でメンタル崩れかけるもズベレフに勝利

大会3連覇へ! ジョコビッチが9度目の準決勝進出

全豪オープン9日目、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6(6)-7、6-2、6-4、7-6(6)で下し、3年連続で準決勝進出を決めた。

【動画】N.ジョコビッチ vs. A.ズベレフ マッチハイライト

大会3連覇、史上最多となる9度目の頂点を目指すジョコビッチは、3回戦のテイラー・フリッツ(アメリカ)戦で右脇腹を負傷したものの、それを感じさせない動きで準々決勝まで進出した。

一方、ズベレフは1回戦のマルコス・ギロン(アメリカ)戦でセットを落としたものの、2回戦のマキシム・クレッシー(アメリカ)、3回戦のアドリアン・マナリノ(フランス)、4回戦のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)をいずれもストレートで下し、準々決勝まで勝ち進んでいる。

両者の対戦成績は、5勝2敗でジョコビッチが勝ち越しており、直近では、前哨戦として行われた男子国別対抗戦「ATPカップ」で対戦。6(3)-7、6-2、7-5でジョコビッチが勝利している。ズベレフは2018年のツアー最終戦以来、ジョコビッチから勝利することができていない。

第1セット、両者1つずつブレークし迎えたタイブレークで、互いに譲らない一進一退の攻防を見せるが、わずかにズベレフが上回り、このセットを奪う。

しかし、ジョコビッチもこのまま引き下がるわけにはいかない。第2セットでは、ズベレフにブレークポイントすら与えず、セットカウント1-1に戻す。

第3セットでは、ズベレフに先にブレークされ、1-3で迎えた第4ゲーム、ブレークバックのチャンスを迎えた場面でジョコビッチがリターンミス。これにジョコビッチのフラストレーションが一気に爆発し、ラケットを破壊した。これで一気に崩れるかと思いきや、反対にズベレフにプレッシャーがかかったのか、ジョコビッチが1-4から一気に5ゲームを連取。準決勝進出に王手をかける。

その第4セット、先にリードを許したジョコビッチだが、第5ゲームでブレークバックに成功。その後、互いにキープを続け、再びタイブレークに突入。ここで一気に集中力を高めた、ジョコビッチがリードを奪い、最後はサービスエース。全豪9度目のベスト4進出を決めた。

準決勝では、第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を破った予選勝者のアスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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