ダブルのマッチポイントを
握られてからの大逆転がリストアップ2月25日、WTA公式サイトは「2021年の大逆転:マッチポイントからの勝利(原題:GREATEST ESCAPES 2021:WINNING FROM MATCH POINT DOWN)」と題して、2021年シーズンに起きた、マッチポイントを握られてからの逆転勝利を紹介している。全部で14試合紹介されているのだが、大坂なおみ(日清食品)のあの試合も、リストアップされている。あれだ!と思った人も多いはず。
先の全豪オープン4回戦、ガルビネ・ムグルザ(スペイン)との試合である。【動画】大坂なおみ大逆転勝利のハイライト第2セットを奪い返してセットオールにした大坂。運命のファイナルセット、第5ゲームでチャンスボールをミスすると、ブレークのピンチを迎える。何とか1本凌いだもののダブルフォールトでブレークされてしまう。先にリードを許した大坂は、ムグルザのコントロールされたショットに食らいつき、第8ゲームでブレークチャンスを迎えるが、あと一歩及ばず…。ゲームカウント3-5でサービスゲームを迎えると、15-40とムグルザにマッチポイントを握られてしまう。絶対絶命と言うべきピンチを迎えた大坂。ここで…<15-40>センターにサービスエース!<30-40>センターマーク付近からフォハンドでクロスに強打。ムグルザの返球がオーバー<デュース>フォアハンドでダウン・ザ・ラインへウィナー<アドバンテージ大坂>センターへのサービスエースでキープ! で切り抜けたのだ。これで4-5とすると、続く第10ゲームでついにブレークに成功。土壇場で試合をイーブンに戻した。さらに、6-5で0-40と3本のマッチポイントを握ると、1本目で勝負を決め、2年ぶりの全豪オープンベスト8入りを果たした。「一言で言うなら今日はバトルでした。こんな試合を勝ち抜けて本当にハッピー。コートの中でたくさん考えていたし、試合に勝とうと思っていたし、多分、1年前ならきっと勝てなかったでしょう。少しメンタル面は強化されたと感じています。それは本当によかった」と試合後に語った大坂。
まさに大逆転勝利と言うべき試合である。ひょっとすると、ここを切り抜けたという自信が頂点に導くことになったのかもしれない。いずれにせよ、稀に見る大逆転勝利だった。
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