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2021.03.02

選手情報

錦織圭が世界19位に快勝で今シーズン初勝利! 「内容が戻ってきているのが嬉しい」と喜び表す<錦織圭の一問一答>

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「観客がいないと寂しいなと初めて思いました」

Q.全豪オープンの時に「タイブレークの戦い方を忘れた」と言っていたが、今日は最初のリターンとかも良かったですし、自分の中で戦い方、試合勘が戻ってきている感覚は多少ありますか?

「だいぶありますね。ちょっとしたところの感覚だったり、ディフェンスは際どい所だったり、ドロップショットだったり、ちょっとまだないなというところはあったりするんですけど、でも格段に戻ってきていますね。あともうちょっと試合の中で落ち着きを取り戻して、次のポイントのことを考えられるようになってきたら、もっと自分の中で戻ってきたと言えるような感覚には近いので、そこがまだちょっと足りないなと思う部分はあります」

Q.全豪が終わってからこれまでの間で特にフォーカスしてやってきたこと、どういう練習をしてきたか教えてください。

「基本的にずっとポイントをやってましたね。たまたまアカデミーに(ライアンあるいはクリスチャン)ハリソンがずっといて、1週間半ぐらい、みっちり毎日練習できて、それがすごい良かったですね。いい相手とひたすらポイント練習してました」

Q.会場がライトダウンされたり、ゲーム間で照明が凝ったりしていたがどうでしたか?

「いいと思いますね。でも、今日初めてなんですけど、観客がいないと寂しいなと初めて思いました。このコロナ期間が始まって、今まで結構自分の中で集中してできていたので、お客さんいなくても意外とできるんだなと思っていたんですけど、今日初めていたほうがいいなと思いましたね。なかなかやっぱり長い期間お客さんなしでやっていると、モチベーションだったり、お客さんの力はやっぱりあるんだなというのは感じました」

Q.錦織選手が考えるタイブレークの戦い方はどういうものなのか、できる限りでいいので教えてください。

「まず一番はアンフォーストエラーをしないことですね。選手によってももちろん違うんですけど、相手によって。自分が攻めたほうがいいのか、ワンチャンスを取りに行くのか、行かないのかというのもあるし、結構駆け引きの部分が大きい。でも、一番はその簡単なミスをしないというところが、集中力を上げないといけない場面なので、それがまず一番ですね。その中で自信があるなら攻めるし、ないなら守るしみたいなところを自分の中でしっかり区別をつけながらやっています」

Q.今日はそれができたと。

「そうですね。出だしが良かったので、先にリードして追いつかれはしましたけど、あそこでもう少し集中して取りに行ってもよかったなと思いますが、最後の2ポイントだったり、ファーストサーブが結構入ってくれたので、そこは良かったです」

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