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2021.03.03

選手情報

チチパスが世界76位に辛勝。「安定したプレーをしなければいけなかった」と反省

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チチパスが2回戦進出。次戦は7度目の対戦となる世界30位フルカチュ

「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」2日目、世界ランキング6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が、同76位のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を7-6(4)、7-5で下し、2回戦進出を決めた。

【動画】S.チチパスらが出場! 「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」大会2日目マッチハイライト

試合を通して、ファーストサーブ確率70%、うちポイント獲得率74%と、安定したサービスゲームでポイントを奪うことができていたチチパス。だが、リターンゲームではゲラシモフのファーストサーブを崩すことができず、「もっと安定したプレーをしなければならなかった」と反省。さらに「重要な場面では、ゆっくりと感じていたボールスピードも上がった。彼(ゲラシモフ)は堅実なプレーをしていたし、サーブも良かった。多くのミスをしてくれなかったから難しかった」とゲラシモフのプレーに苦しめられた。それでも、競った場面では集中力を高め、相手のミスを見逃さないプレーで勝利をもぎ取った。

次戦の相手は、世界ランキング30位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)。チチパスは、「僕たちは何度も対戦しているんだ。彼は素晴らしい相手で苦戦してきた。この試合はチャレンジだよ。サーブもうまいし、バックハンドも素晴らしい。クロスもダウン・ザ・ラインも打てるからそれが彼の最大の武器だ。フォアハンドはミスをせず、とても堅実で安定したプレーヤーだ」と警戒した。それもそのはず、両者の過去の対戦成績は6度。うち4試合がフルセットの接戦である。チチパスが5勝1敗と勝ち越しており、昨年の同大会では6(2)-7、6-3、6-1で勝利している。

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