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2021.03.04

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マレー、世界8位のルブレフに敗れるも第一線で戦う手応え得る「多くのことを学ぶことができる」

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(c) ABN AMRO World Tennis Tournament

ルブレフに完敗も「このレベルでプレーしたい」

「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」3日目、ワイルドカードで出場しているアンディ・マレー(イギリス)は、世界ランキング8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に5-7、2-6で敗れ、2回戦敗退となった。しかし、マレーは「多くのことを学ぶことができる」と語り、今後再びツアーで戦う上で大きな教訓になったとした。

【動画】A.マレー戦や錦織戦ら出場! 大会3日目のハイライト

元世界ランキング1位で2009年の同大会チャンピオンであるマレー。1回戦ではロビン・ハーセ(オランダ)を相手に、2-6、7-6(2)、6-3の逆転勝ちを収め、昨年のUSオープン以来となるツアー勝利を挙げた。

一歩一歩復活への道を歩んでいるマレーだが、この日の相手は世界8位のルブレフ。昨年、パンデミックの影響で大会数が減少したにもかかわらずツアー5勝を挙げ、今年の全豪オープンでもベスト8入りしたロシアのエースだ。そんな強敵を相手に、マレーはサービスキープを続けたものの、5-5でブレークされてしまうと、流れは一気にルブレフへ。そのままストレートで敗れた。

この敗戦を受け、マレーは「このレベルでプレーし続けたい。今夜のような試合から多くのことを学ぶことができるんだ」と、まだツアーレベルで戦う上で必要な“経験値”が足りないとコメント。続けて、「このレベルでは、問題やミスがより大きくなる。十分な試合数をこなし、できるだけ早く学んで、吸収できるようなレベルでプレーすることのバランスを取ることが大切だね。今夜はポジティブなサインがあったと感じているよ。重要な時に自分の力が足りなかった。改善しないとね」とさらなる高みを目指して戦っていくとした。

敗れはしたものの、2019年に手術をした股関節の怪我から再びツアーで戦うことを選んだマレー。これからどのような復活の道を歩むのか楽しみだ。

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