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2021.03.07

選手情報

予選から勝ち上がってきたフクソービッチがATP500ロッテルダム大会の決勝へ

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予選から6連勝でATP500大会で初めて決勝の舞台へ

「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」6日目、シングルス準決勝が行われ、世界ランキング59位のマートン・フクソービッチ(ハンガリー)が、同26位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-4、6-1のストレートで下し、決勝進出を果たした。

【動画】「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」準決勝ハイライト

この試合でフクソービッチは、5本のブレークポイントをすべてしのぎ、86分で勝利。予選からの6試合で、落としたセットはわずか1セットのみ。サービスゲームで強さを見せており、特にセカンドサーブのポイント獲得率60%と出場選手の中で最も高い数字を残している。

試合後のオンコートインタビューで、「私のキャリアのなかで、初めてATP500大会の決勝に進めてとてもうれしい。この1週間、とても安定してプレーしているし、いいサーブが打てている。とても楽しんでいます」とコメント。同大会で予選から決勝まで進んだのは、2001年のニコラ・エスクデ(フランス)以来2人目。ちなみにこのエスクデは、決勝でロジャー・フェデラー(スイス/同6位)を倒し、見事チャンピオンに輝いている。

決勝の相手は、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同8位)だ。準決勝では、ステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)に6-3、7-6(2)のストレートで勝利。現在、ATP500大会19連勝中(2020年ハンブルク大会1回戦より現在まで。3つのタイトル含む)で、2009年にATP500がスタートして以来、3番目に長い連勝記録となっている。

2人の過去の対戦成績は、1勝1敗と五分。ノリに乗っている29歳のフクソービッチが栄光を手にするのか、23歳のルブレフがATP500の連勝記録を伸ばすのか注目だ。

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