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2020.06.13

選手情報

西岡良仁がプロを目指す子どもたちにオンラインテニス教室を開催「プロになるとは?」を伝える

写真提供=N論事務局

6月13日、西岡良仁選手(ミキハウス)が、オンラインテニス教室『N論』を開催。12の都道府県から参加した、将来プロを目指しているジュニアたち約40人に向けて、西岡選手の「考え方」を伝えた。
 
イベントでは、「プロとは一体どういう生活をしているのか」や「海外に行って変わった価値観」「英語」などについて、自身の経験を語った西岡選手。2017年3月、左ヒザじん帯断裂でツアーを長期離脱した時も、「自分に対して起こることすべてが自分にとって意味のあること」と、意味のある時間だと理解し、ポジティブにとらえたという。地道なリハビリのかいもあり、2018年シーズンからカムバック。同年9月の「深圳オープン」(中国/ATP250)でツアー初優勝を遂げている。

 
子どもたちからの質問では、「フォアハンドのクロスに打つには?」や「打点に早く入るには?」などの技術的な質問から「プロになるためにすべきこと」「試合前のメンタル」について質問が飛んだ。(子どもたちからの質問は下記へ)
 
今後、いろんなテーマや対象にこのようなイベントを開催していきたいと語った西岡選手。「今回、新型コロナウイルスで多くの大会がなくなった。特に大学4年生や高校3年生の子たちは悲しい思いをしているはず。その中にもプロになりたい子たちはたくさんいたと思う。そういう子たちにも何かアドバイスできればいい」と、高校生や大学生に向けたイベントもしたいと語った。
 
<子どもたちからの質問(一部抜粋)>
Q.外国の大きい選手にどうしたら勝てますか?
「力では勝てないので、それ以外のことを使ってどうやって倒すかを考えないといけない。僕は背が小さかったけど、足が速かったし、ミスをしない能力を身に着けた。だから相手がすごいショットを打ってきても、それを一球でも多く返して、ミスしてくれるのを待つ。勝ち方にとらわれないことが大事だと思います」
 
Q.プロになるまでに習得したほうがいいことは?
「プロになるということを認識してどれだけ頑張れるかが重要。ジュニアで強くてもプロで強くなれる保証はない。逆にジュニアのころに勝てなくてもプロで活躍する子もいる。例えば、明日の1勝をしたいと思うのが今だけど、(負けても)次に勝つためにはどうすればいいのか、次を見据えることがプロになるプロセスで大事です」
 
Q.フォアハンドのクロスで意識していることは?
「打点は体の少し前になる。それに、僕はスピンをかけたいので、当たってからの振り抜きを大事にしている。あと、同じクロスだけど、どこにボールを落として、どれだけ相手を動かすかに集中するというのが大事です」
 
Q.試合前はどういうことを考えていますか?
「ネガティブになることはよくないからポジティブになるのは良い。それに、自分が良いイメージを作っていけると、さらに良い。フォアハンドのダウン・ザ・ラインでエースをとっているイメージとか」
 
Q.どうすればすぐに打点に入れますか?
「テニスで大事なのは、ボールにいかに早く入れるかということ。これはフットワークが大事になってくる。あと、ボールの選び方。チャンスボールなのか、チャンスボールではないのかの見極めも大事。この2つが重要」

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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