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2021.03.20

選手情報

ハリスがシャポバロフに逆転勝ち。キャリア2度目の決勝へ[ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権]

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今大会ブレークを許してなかった
シャポバロフを撃破したハリス

アラブ首長国連邦・ドバイで開催されるATP500大会「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」本戦6日目、ロイド・ハリス(南アフリカ/同81位)は準決勝で、第3シードで世界ランキング12位のデニス・シャポバロフ(ロシア)と対戦。6-7(5)、6-4、7-6(6)で勝利した。

【動画】ハリスvs.シャポバロフマッチハイライト


紙一重というゲームだった。第1セットは、互いにブレークを与えず。するとタイブレークでは、シャポバロフが4本のミニブレーク、ハリスが3本のミニブレークに成功。7-5と僅差でシャポバロフが先取する。

第1セット、メディカルタイムアウトをとって右太もも裏を処置するシーンもあったハリスだが、その影響は感じられず。第2セットでは先にブレークを許したが、第8ゲーム、第10ゲームで続けてブレークを奪って6-4でセットを奪い返す。ちなみに、シャポバロフはこの第8ゲームでブレークを許すまで、今大会37ゲーム連続でキープしていた。
第3セットは互いにブレークはなく、タイブレークの勝負に。先に2度、マッチポイントを握られたハリスだったが、そこを乗り切って8-6で勝利。2020年アデレード大会以来となるキャリア2度目の決勝進出を決めた[錦織圭(日清食品)にとっては、2大会連続で決勝進出者と対戦したことになる]。


今大会37ゲーム連続でキープしてきたシャポバロフだったが…

「このためにプレーしていた。このために、きついトレーニングを頑張ってきたんだ。こういう結果を出し、1週間の中で何度も素晴らしい感情を何度も味わってきた。でも、あと1試合残っている」と勝って兜の緒を締めたハリス。

決勝では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の世界ランク42位、アスラン・カラツェフ(ロシア)と対戦する。どちらが勝ってもツアー初優勝。トロフィーを掲げるのは、どちらの選手となるのか。注目の決勝は、現地19時以降(日本時間24時以降)で開催される。


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