close

2021.03.20

選手情報

チチパス、台風の目ムゼッティをストレートで下して決勝進出[メキシコ・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

片手バックハンド対決は
チチパスが勝利!


「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ATP500)シングルス準決勝、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)は、予選勝者で今大会の台風の目、同120位のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦。チチパスが6-1、6-4で勝利し、キャリア13度目の決勝進出を果たした。

【動画】チチパスvs.ムゼッティ マッチハイライト


ブレークチャンスを一度も与えず、完勝だった。チチパスは、序盤からムゼッティを左右に振り、ドロップショットも効果的に使っていく。すると第4ゲーム、第6ゲームをブレークして6-1でセットを先取する。このセット、チチパスは相手のセカンドサーブを86%(6/7)でポイントにしている。
続く第2セットは、キープが続く展開だったが、第7ゲームでラブゲームでのブレークに成功。さらに5-3で迎えたムゼッティのサービスゲームでは、実に15ポイントを費やしてブレークに成功。勢いあるムゼッティをストレートで下した。

「良いプレーができてよかった。近い将来、ロレンツォはもっと活躍するだろう。素晴らしい片手バックハンドで何度もチャンスを作り出していた。今週、彼はその力を見せつけたね」とムゼッティを称えたチチパス。第2シードで世界ランキング7位のアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)との決勝に向けて「決勝が本当に楽しみだ。サーシャ(ズべレフ)とは、何度も対戦したことがあるが、どれもイージーな試合はなかった。我々は共にハングリーだし、実力も持ち合わせている」と語っている。

同大会で第1シードと第2シードが決勝に勝ち上がるのは、2015年以来初。その時は、第1シードの錦織圭(日清食品)と第2シードのダビド・フェレール(スペイン)が対戦し、フェレールが優勝している。

チチパスは、ズベレフに対して過去5勝1敗と相性がいい。決勝は、現地20日21時以降(日本時間12時以降)に行われる。果たして優勝するのは、どちらだろうか。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録