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2020.06.15

選手情報

期待の若手カチャノフ&急上昇中シナーが思う“タフな相手”とは?

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6月15日、アメリカ『Tennis World USA』は、先週行われたヤニック・シナー(イタリア)とカレン・カチャノフ(ロシア)のInstagramライブの様子を掲載。ツアーで“最もタフな相手”について語り合ったという。

まず、カチャノフが挙げたタフな相手がラファエル・ナダル(スペイン)。これまでナダルと7回対戦し、いまだに勝利したことがないカチャノフだが、「最近の4試合はいいレベルで接戦になっていて、勝利まであと少しだったのを覚えている」と、その差が縮まってきていることも実感。それでも、「だからこそ彼に勝つのは難しい。最後の瞬間、彼はその状況を好転させるんだ。たとえリードされていてもね」と、最後まで諦めないナダルの粘り強さを称賛した。

また、シナーが最も難しい相手に選んだのはダニール・メドベデフ(ロシア)。昨年2月の「オープン13」(フランス/ATP250)で対戦し、フルセットで敗れている。
その時感じたのが、メドベデフの変わったバックハンドだということ。「彼のバックハンドは、とても変わっていて、基本的にバックスピンで来るんだ。試合後、コートを離れて『OK、何もわからなかった』と言ったよ」と、シナーはコメント。メドベデフの奇妙なショットにお手上げだったという。

昨年、ツアー3勝を挙げ自己最高ランキング8を記録したカチャノフや551位から78位までジャンプアップした期待の新星、シナーが、今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma