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2021.04.05

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[一問一答]青山修子/柴原瑛菜ペアが語る決勝のポイント[マイアミ・オープン女子ダブルス優勝!!]

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青山「正直、信じられない思い」
柴原「今回の優勝は本当に特別なもの」


現地4月4日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)最終日。女子ダブルス決勝で、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業HD)は第8シードのヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイザ・ステファーニ(ブラジル)と対戦。6-2、7-5で勝利して優勝。アブダビWTA女子テニス・オープン」(WTA500/アラブ首長国連邦・アブダビ)、「ヤラ・バレー・クラシック」(WTA500/オーストラリア・メルボルン) に続いて、今季3勝目を果たした。今季3勝は、WTA最多。2019年からペアを組んでいる両者にとって、最も大きなタイトルとなった。
その記者会見での一問一答を紹介しよう(英語でのQ&A部分)。

【動画】青山/柴原ペア優勝の瞬間


Q.今日のキーポイントはどこでしょうか?
柴原「彼女たちとは何度も何度も対戦*していたので、試合終了までファイトしてくるペアだとわかっていました。私たちは立ち上がりが良かったのと、必要な時にいいパッシング・ショットが打てたと思います。第2セットは、彼女たちがさらに良くなっていたけど、私自身は第1セットほどよくないと思っていた。だけど、修子さんのプレーが本当によくて、巻き返すことができました。最後まで、よくファイトできたと思います」
*:昨年のUSオープン、全仏オープン、今年のアブダビ大会、全豪オープン、そして今回と5度対戦、4勝1敗

Q.青山選手、第2セットは特に調子がよかったですね。今日のカギについて教えてください。
青山「とても集中していたので、あまり覚えていません(笑) だけど、第2セット2-5まで、彼女たちがネットで壁のように立ちはだかっていて、私たちは我慢ができていなかった。それで、どうすべきかを考えていました。やるべきことをやって、彼女たちがポイントするなら仕方ないということで、とにかくトライし続けようとしました。そうしたら、再びエネルギーが戻ってきて、集中できました。それでカムバックできたのです」

Q.ドラマチックな2週間を戦い、マイアミでビッグタイトル、この優勝にどんな意味がありますか?
柴原「マイアミ・オープンは、私が楽しみにしていた数少ない大会の一つです。特に、私は、日差しが降り注ぐインディアンウェルズとマイアミで生まれ育ちました。小さい時、いつもテレビで見ていて、ここでプレーしたいと思っていました。だからこそ、今回の優勝は本当に特別なものです」

青山「グランドスラムに次ぐビッグトーナメントでの優勝だから、正直、信じられない思いです。これで自信もつく。グランドスラムでも今日みたいなプレーをしたいですね(笑)」

Q.今季3勝はツアー最多です。クレーでシーズンでも勢いを保つ自信はありますか?
柴原「ハードコート・シーズンは厳しかったですが、最初うまくスタートを切れたけど、その後、ドバイやドーハで厳しい時間も経験しました。そのあと、次のレベルに進むために何が必要かを話し合って、ここに来る前に自宅で少しトレーニングを進めました。思うに、それが私たちのプレーを引き上げ、レベルを上げたと思います。今のプレーはクレーコートでも通用すると思うので、シーズンの到来が楽しみです」

青山「勢いが重要だと思います。いい状態ならば、うまく大会を戦えると思います。クレーシーズンでも、勢いが保てるように頑張りたいと思います」

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Photo by Takeo Tanuma