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2021.04.22

選手情報

世界1位のバーティが2017年大会覇者破りベスト8。クレーの戦いに「心配ない」と不安なし[ポルシェ・テニス・グランプリ]

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2019年ウィンブルドン以来のヨーロッパ大会に出場したバーティ

「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)シングルス2回戦、2019年ウィンブルドン以来となるヨーロッパの大会に出場となった第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)が、2017年大会の優勝者であるローラ・シゲムンド(ドイツ/世界ランク58位)を6-0、7-5で下し、ベスト8進出を決めた。

【動画】バーティが初戦突破でベスト8進出! マッチハイライト

全豪オープン後、バーティは母国オーストラリアを離れ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でストップしていたツアー大会へ参加。ハードコートのWTA1000マイアミ大会では優勝を果たしている。そしてクレーコートでの戦いがスタート。初戦のWTA500チャールストン大会では、ベスト8だったものの「クレーコートへ移行するための週で、今週に向けて良いステップを踏むことができた」とクレーでの戦いは好感触だったようだ。

そして、2019年ウィンブルドン以来と久しぶりのヨーロッパ大会となった今大会の初戦、バーティは2017年大会の優勝者のシゲムンドと対戦。第1セットを6-0で奪うと、第2セットでは互いに1ブレークずつした緊迫して迎えた6-5でブレークに成功。ストレートで勝利を飾った。

試合後、バーティは「難しい試合だった。今日は自分の良いところを見つけなければと思っていた。時には乱れることもあったが、大半は自分のペースで進めることができた」と納得のいくプレーができたとコメント。

また、これから1ヵ月以上にわたりヨーロッパのクレーコートで戦うことについては、「クレーコートの各大会を経験するうちに、ローラン・ギャロスに似てくる。このシュツットガルトは、これまでプレーしたことのない屋内のクレーコートだけど、マドリード、ローマと進むにつれて、パリ(全仏OP)のコンディションと似てくると感じる。だから、100%の快適さがなくてもストレスや心配はないわ。試合を重ねるごとにどんどん良くなり、足の裏の感覚が慣れ、その経験が蓄積され心地よさが増していくわ」と、2年ぶりの全仏オープン制覇に向け、クレーコートでの戦いに不安はないとした。

今大会はトップ10から7名が出場。準々決勝でバーティは、第6シードのカロリーナ・プリシコワ(チェコ/世界ランク9位)とエレナ・オスタペンコ(ラトビア/同52位)の勝者と対戦する。

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