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2021.04.24

テクニック

春からテニスを始める新入生に! テニスのラケット選び、どのようにすればいい? 【前編】

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<Point 1> ラケットの重さ
男子なら285~305g
女子なら270~285gがおすすめ


まずは「ラケットの重さ」が重要です。基本的に、ラケットが重くなるほど自分でボールを飛ばすパワーが必要になります。そのため、力のある男子は285~305g、女子は270~285g程度の重さのラケットがおすすめです。

男子に270gのラケットをおすすめしない理由は、一般的な男子にとって270gは軽すぎてしまい、対戦相手からの速いボールに対して、力負けする可能性があるからです。ある程度、重さのあるラケットを使うことで相手からのボールに打ち負けずにいいショットを返球できます。

<Point 2> フェイス面の大きさ
100~105平方インチが最適◎

重さと同時に、「フェイス面の大きさ」もポイントです。目安として、100~105平方インチのものを選ぶのがおすすめです。フェイス面は大きくなればなるほど、ボールが飛ぶ設計になっているので、パワーに自信がない人はフェイス面の大きいものを選ぶのがいいでしょう。また、面が大きいとボールに当たりやすい、というメリットもあります。ただし、110平方インチや115平方インチなど面が大きすぎると、逆に風の抵抗などを受けてスイングしづらくなるので注意してください。


左のモデルは110平方インチ、右のモデルは95平方インチと面の大きさはモデルによって違う!


<Point 3> グリップの太さ
基本的にサイズ「2」がいい

グリップには細めのものから太めのものまで、いくつか種類があります。私たちラケットプラザでは、基本的に中間ぐらいのサイズである「2」のグリップをおすすめしています。

グリップはとても重要で、握ったときに、親指の付け根の腹の部分と中指がくっつかない状態(やや空きがある状態)になっているのが理想です(下の写真)。というのも、テニスはずっと力を入れてグリップを握っているわけではなく、力を入れたり、抜いたりできることが大切で、このグリップであれば力の調節がしやすくなるからです。

〈理想的なグリップの握り◎〉

親指の付け根の腹の部分と中指にやや空きがある状態がGOOD

反対に、グリップが細いと力が入りすぎてしまい(下の写真)、手に大きな負担がかかってケガにつながるので気をつけましょう。また、グリップが太ければ太いほど力は入りやすくなりますが、太すぎるとスイングしていてすっぽ抜けてしまう可能性があるので、この点にも注意が必要です。

〈力が入りすぎて手に負担がかかりやすいグリップ×〉

これでは力が入りすぎて手に負担がかかってしまう


<Point 4> フレームの厚さ
おすすめは基本的な厚さである26mm

ラケットを横から見た時の「フレームの厚さ」も、ラケットを選ぶ際のポイントとなります。フレームが薄いとフレーム自体が硬くなるので、ボールを飛ばすには自分のパワーが必要になります。反対に、厚くなればなるほどフレームが柔らかくしなってくれるので、パワーに自信がなくてもボールを飛ばすことができます。これからテニスを始めようとしている新入生は薄すぎず厚すぎないベースの26mmのモデルがおすすめです。


フレームの厚さについてもモデルによってかなり違うことがわかる

※「ラケットプラザ」に行けば、いいことがあるかも!?
ラケットプラザの各店舗(石橋店、江坂店、三宮店、豊中店)では現在、この記事を読んでいただいた方、先着20名にプレゼントがもらえるキャンペーンを実施! 各店舗に行き、お店のスタッフに「テニスクラシックのラケット選びの記事を読んだ」と伝えればOKなので、ぜひこの機会にお店へ足を運んでラケット選びをしてみてはいかがだろうか。


>>【関連記事】春からテニスを始める新入生に! テニスのラケット選び、どのようにすればいい? 【後編】

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写真=ラケットプラザ豊中店