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2020.06.25

選手情報

マレーが母国イベントの試合で実戦積み重ねる「再び高いレベルでプレーできる」

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6月23日に開幕したジェイミー・マレー主催の『バトル・オブ・ブリッツ』(イギリス・ローハンプトン)。注目は、股関節のケガから復帰したアンディ・マレー(イギリス)だ。
イギリス放送局『BBC』は、マレーがカイル・エドムンド(イギリス)に敗れたものの会見で「再び高いレベルでプレーできる」と語ったことを伝えている。

試合前には、少し患部が痛んだというマレーは、「正直言って、試合の結果については気にしていないよ。こんな試合の後だから股関節が問題なければいいんだけど」と、プレーよりも股関節に不安があると明かした。
それでも、「股関節の調子が良ければ、僕のテニスは今後数ヵ月で改善され、良くなっていくよ。しっかりした練習ができればだけどね。でも、股関節の調子はいい。このまま改善すべきことが修正できれば、ハイレベルなプレーができるはず」と、股関節の状態を気にしながらも、長期的に見て、再びトップを目指すことができるとした。

大会開幕前には、USオープンや全仏オープンに出場することを優先すると語ったマレー。「もし2~3日前に試合すると、股関節だけでなくヒジや肩、足首にも問題が出るかもしれない」と、USオープン前週まで行われる「ウエスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ATP1000)よりも、1週間空く「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500)に出場する可能性が高いことを示唆した。

プレーの感覚を高めつつ、万全の状態でマレーの公式戦に挑むことができるのか楽しみだ。

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写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka