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2021.05.07

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バーティが前回敗戦のバドサにストレート勝利で決勝へ! シーズン4勝目なるか[マドリード・オープン]

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バーティが2大会連続の決勝進出

「ムチュア・マドリード・オープン」シングルス準決勝、世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、同62位のパウラ・バドサ(スペイン)を6-4、6-3で下し、2大会連続優勝をかけた決勝に進出した。

【動画】バーティ、前回敗戦のバドサにリベンジ! マッチハイライト

クレーコート・シーズン初戦となった「ボルボ・カー・オープン」(アメリカ・チャールストン/WTA500)、バーティはバドサに敗れている。この時は、先にリードされる展開で、試合を通して5度のブレークを許し、4-6、3-6というスコアだった。

試合前、バーティは、「2週間前に彼女と対戦した時に学んだことがある。それを試合で最大限に生かして実行したい」と語っていたが、その言葉どおり、この日の試合でバーティは、バドサのパワフルなサーブ、そしてフォアハンドを抑え込んだ。バドサに攻撃される前に先に仕掛け、角度のあるショットで寄せ付けず。第1セットでは、第10ゲームで3度のブレークポイントを生かして、ブレークに成功。ブレークポイントを握らせることなく、6-4でセットを奪った。

第2セットでは、第1ゲームでバドサにブレークを許したものの、直後のゲームですぐさまブレークバック。さらに、第4ゲームでもバドサのサービスゲームを破ると、そのままリードを保ち、ストレートで勝利を収めた。

試合後、バーティは「チャールストンの試合から得られた彼女のパターンや傾向を学んだ。自分のサービスゲームに気をつけて、リターンゲームでプレッシャーをかけることができた」と前回の敗戦を生かして勝利に結びつけることができたと語った。

決勝の相手は、今年3度目の対戦となるアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク7位)。直近では、2試合とも勝利しているバーティだが、「彼女は、サーブと3球目の攻撃でポイントをコントロールすることができる。そうすることでリターンゲームでアグレッシブになるの」と警戒。「課題は、彼女がコートを支配できないような状況に持っていくことよ。ペースを変え、必要な時にはアグレッシブに、そして走ること。大きなチャレンジになるわ」(バーティ)と、決勝で自らのすべきことを明らかにした。

今シーズンは、WTA500メルボルン大会、WTA1000マイアミ大会、WTA500シュツットガルト大会と、6大会で3度の優勝を誇るバーティ。今大会で、4度目の優勝を飾ることができるのだろうか。

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