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2021.05.10

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錦織圭、世界28位のフォニーニをストレートで破り2回戦進出[イタリア国際]

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Photo by Getty Images

錦織圭、ショットの精度高く主導権譲らず勝利

「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦、錦織圭(日清食品/世界ランク45位)は、ファビオ・フォニーニ(イタリア/同28位)と対戦。6-3、6-4のストレートで勝利し、2回戦進出を果たした。

【動画】錦織圭vs.フォニーニマッチハイライト


今大会を全仏オープン前、最後の大会と予定している錦織。同大会の過去の最高成績は2016年のベスト4。初戦の相手は、元世界ランク9位でツアー9勝のうち8勝をクレーコートで挙げているフォニーニとなった。

両者の対戦成績は、2勝1敗で錦織の勝ち越し。最後の戦いとなった2017年のATPマスターズ1000マイアミ大会準々決勝では、フォニーニが6-4、6-2で勝利しているものの、クレーコートでの唯一の対戦となった2016年ATPマスターズ1000マドリード大会では、錦織が6-2、3-6、7-5のフルセットで勝利している。

この日の試合、錦織は幸先よくラブゲームで第1ゲームを奪うと、直後のゲームでフォニーニのミスに乗じてブレークに成功。次のサービスゲームもきっちりキープし、3ゲーム連取と好スタートを切った。だが、第5ゲームでファーストサーブの確率が下がり、フォニーニが先に展開。ブレークを許し、試合は振り出しに。それでも、この日の錦織のショットは深く、ディフェンスでもミスが少ない。第8ゲームでブレークし、そのリードを保って第1セットを6-3で先取。このセット、57%で入れたファーストサーブでは、92%の確率でポイントに繋げた。

ATP500ドバイ大会から4大会連続で初戦をフルセットまで戦っている錦織にとって、体力を温存するためストレートで勝利したいところ。第2セット第2ゲームで2本のチャンスを手にした錦織は、フォニーニの浅くなったボールに対し、早いタイミングで返球。ウィナーとなり、フォニーニのサービスゲームを破った。このままリードを保った錦織が、ストレートで勝利を手にした。

勝利した錦織は、2回戦で第11シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同12位)と対戦する。

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