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2021.05.14

選手情報

錦織圭が世界6位のズベレフに逆転で敗れる。トップ10から2年6ヵ月ぶりの勝利ならず[イタリア国際]

Photo by Getty Images

錦織圭、ズベレフに逆転で敗退。2年6ヵ月ぶりのトップ10勝利ならず

「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)シングルス3回戦、錦織圭(日清食品/世界ランク45位)は、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)に6-4、3-6、4-6のフルセットで敗れ、3回戦敗退。2018年のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」ラウンドロビンでのロジャー・フェデラー(スイス)以来、2年6ヵ月ぶりとなるトップ10選手からの勝利とはならなかった。

【動画】錦織vs.ズベレフ マッチハイライト


今大会、1回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア/同28位)に6-3、6-4で勝利し、クレーコートでの通算100勝を達成した錦織。2回戦では、第11シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同12位)と対戦予定だったが、相手の棄権により3回戦進出を決めていた。

その3回戦の相手となったのが、第6シードのズベレフ。前週行われたATPマスターズ1000マドリード大会の2回戦でも対戦しており、その時はズベレフの時速200キロをゆうに超えるサーブやパワフルなストロークなど、隙の無いプレーの前に3-6、2-6と完敗。対戦成績は、錦織の1勝3敗となっている。

この日の試合、第1ゲームから深いストロークでズベレフのミスを誘った錦織はブレークポイントを握ったものの、ここはズベレフがキープ。すると、直後のゲームで今度は錦織のバックハンドにミスが続き、3度のデュースの末にブレークされてしまった。序盤で離されたくない錦織は、ズベレフのサーブに食らいつき、ラリーに持ち込むと30-30から3ポイントを連取。すぐさまブレークバックに成功する。その後、互いにキープが続いて3-3。試合開始から6ゲーム連続でデュースまでもつれる競った戦いを見せた。

再び試合が動いたのは第7ゲーム。ズベレフのダブルフォールトなどで15-40と2度のブレークチャンスを得た錦織は、フォアハンドで攻めたてると、ズベレフのバックハンドがネットにかかり、このセット2度目のブレークに成功。その後の自身のサービスゲームもキープし、5-3とする。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでも、錦織は伸びてくるズベレフのストロークにしっかり対応。1時間6分かかった第1セットを6-4で奪った。

今シーズン初めて、トップ10選手に対し第1セットを奪った錦織は、第2セットでも安定したプレーを見せる。第3ゲームでズベレフのサーブを確実に返球すると、ズベレフが堪らずミス。30-40から1本でブレークし、先にリードを奪った。だが、相手は世界6位のズベレフ。第6ゲームでこれまでコントロール良く決まっていた錦織のフォアハンドにミスが出て、サービスゲームを破られると、勢いに乗るズベレフにミスがなくなり、第8ゲームも奪われて4ゲームを連取されてしまう。3-5の場面では、最後まで粘ったものの、ズベレフがキープし、第2セットを3-6で落とした。

何とか勝利をもぎ取りたい錦織だったが、ファイナルセット第1ゲームで山場を迎える。第2セット途中から粘り強くプレーしプレッシャーをかけてきたズベレフに対し、錦織にミスが増え、3度のブレークポイントを与えてしまう。それでもベースライン際に落ちる深いショットで、ミスを引き出した錦織がキープに成功。すると、直後のゲーム、ズベレフのダブルフォールトなどでブレークポイントを握った錦織は、果敢に攻撃を仕掛けブレークし、第2セットに続いて先にリードを奪った。ブレーク直後のサービスゲームもきっちりキープし、再び息を吹き返した錦織は、その後も第5ゲームでピンチを迎えたものの絶妙なタッチのドロップショットで打開。サービスキープに成功する。それでも、第7ゲームでこのセット7度目のブレークポイントをものにされ、互いに1度ずつブレークしたイーブンに。さらに第9ゲームでもブレークを許し、ファイナルセットを4-6で奪われ、逆転で敗れた。

勝利したズベレフは、準々決勝でデニス・シャポバロフ(カナダ/同14位)をフルセットで破った第2シードのラファエル・ナダル(スペイン/同3位)と対戦。14日のセンターコート第2試合(日本時間19時以降)に試合が組まれた。

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