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2021.05.13

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元世界1位のマレーがダブルスでサプライズ復帰! 逆転勝利で2回戦進出[イタリア国際]

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ジョコビッチと練習をしたマレーがダブルスで復帰。逆転勝利で初戦突破!

「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)ダブルス1回戦、アンディ・マレー/リアム・ブローディ(ともにイギリス)が、マックス・パーセル/ルーク・サビル(ともにオーストラリア)を5-7、7-6(5)、[10-6]で下し、2回戦進出を果たした。

【動画】A.マレーがダブルスで復帰! 逆転勝利を飾る マッチハイライト

元世界ランク1位(シングルス)のマレーは、今シーズン序盤に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、全豪オープン出場は叶わず。2月のATP250モンペリエ大会や3月のATP500ロッテルダム大会に出場。さらにATPマスターズ1000マイアミ大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場予定だったが、直前に「手術をした側ではない脚の付け根あたりに痛みを感じた」と明かして同大会を欠場。そこから大会には出場していなかった。

今大会では、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)や同9位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)らと練習を行っており、元気な姿を見せていたマレー。一緒に練習をしたジョコビッチは、「彼はコート上でとてもいいプレーをしていたと思う。彼の腰には向いていないクレーコートだが、良く動けていた。彼も言っていることだが、調子は良さそうだね。コートでのプレーに現れている」と称賛した。

今回、マレーはダブルスで欠場者が出たため、同胞のブロディとともにサプライズでの出場。ダブルスのプレーは、2019年のATPマスターズ1000シンシナティ大会以来、約1年9ヵ月ぶりである。

この日の試合では、1セット目を奪われたものの、2セット目をタイブレークの末に奪うと、10ポイント先取のタイブレークで3-6から7ポイント連続で奪う勝負強さを見せ、逆転で勝利を手にした。2回戦では、第8シードのケビン・クラビーツ(ドイツ)/ホリア・テカウ(ルーマニア)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma