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2021.05.17

選手情報

史上最年少世界1位!! 車いすテニス・小田凱人インタビュー!「誰も抜かせないような記録を出せた」

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小田凱人、車いすテニスを始めてわずか4年で史上最年少世界1位に

車いすテニス界に新たなスターが現れた。4月26日付のITF車いすテニスジュニアランキングで小田凱人(おだ・ときと/岐阜インターナショナル)が、史上最年少となる14歳11ヵ月18日で1位に輝いたのだ。

【画像】ITF(国際テニス連盟)のSNSで「14歳の神童」と掲載された小田選手

左股関節の骨肉腫を患い、主治医からパラスポーツを勧められ、車いすテニスを始めたのは10歳の時。12歳4ヵ月で初めてITFのポイントを獲得すると、昨年1月下旬からフランスで行われた18歳以下の「世界ジュニアマスターズ」では、車いすテニスを始めてわずか3年で世界一に輝いている。

その後、新型コロナウイルスの感染拡大により、大会に出られない時期が続いたものの、4月中旬からトルコ・アンタルヤで行われていたITFの3大会に出場。2大会目の「MTAオープン」ではシニアのシングルス、ダブルス、そしてジュニアの3種目で優勝し3冠を達成。翌週のITF車いすテニスジュニアランキングで1位を記録した。



14歳11ヵ月18日でのジュニア世界ランク1位は、アルフィー・ヒュウェット(イギリス/ITF車いすテニスランク3位)が持つ15歳1ヵ月1日の記録を抜いて“史上最年少”。車いすテニスを始めてわずか4年での快挙である。

そんな彼に今回の史上最年少での世界1位になったこと、今後の目標などについて聞いた。

Q.史上最年少でのITF車いすテニスジュニアランキング1位、おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「やっとここまで来たかなというのは感じています。1位になるだけでなく、年齢が低くても、強いというのが自分の武器だと思っていたので、そこは達成ができて良かったです。自分だけというのはうれしいですし、他に誰も抜かせないような記録を出したのかなと思っています」

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