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2021.05.20

選手情報

西岡良仁、世界14位モンフィスに2時間18分のフルセットで下し、ベスト8進出 [オープン・パルクARA]

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西岡良仁、世界14位のモンフィスにフルセットで勝利

「オープン・パルクARA」(フランス・リヨン/ATP250)シングルス2回戦、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク60位)は、第5シードのガエル・モンフィス(フランス/同14位)に4-6、6-3、7-6(2)のフルセットで勝利し、ベスト8進出を果たした。

【画像・動画】西岡が見せたスーパープレー&モンフィス戦ハイライト


1回戦で地元フランスのウーゴ・アンベール(同33位)を逆転で下した西岡。クレーコートでは、ATPマスターズ1000マドリード大会以来となる2回戦進出を果たした。対するモンフィスは、初戦でラッキールーザーのチアゴ・セイボス・ワイルド(ブラジル/同122位)を7-5、6-4のストレートで勝利。モンフィスにとって昨年2月以来、約15ヵ月ぶりの勝利を挙げた。両者の対戦成績は、西岡の1勝0敗。2019年の男子国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」(室内ハード)の予選ラウンドで、7-5、6-2のストレートで勝利している。

クレーコートでは初対戦となった両者。この日の試合、第1セットでは互いにブレークした第7ゲームでモンフィスに左右に揺さぶられ、ブレークを許した西岡が、第1セットを4-6で落とす。

セットを奪い返したい西岡は、第2セット序盤から積極的にネットプレーを見せると、第2ゲームでブレークポイントを握ったが、またもモンフィスの攻撃に阻まれブレークできず。嫌な流れになったものの、第3ゲームのピンチを防ぐと、第4ゲームでブレークに成功。リードした西岡は、その後もピンチを迎えながらもキープを続け、第2セットを6-3で奪い返した。

勝負のファイナルセット、第2ゲームでブレークポイントを握られた西岡は、これをキープする。だが、モンフィスのサービスゲームでなかなかポイントが奪えず、我慢の展開が続いた。試合が動いたのは、第5ゲームのモンフィスのサービスゲーム。30-15の場面で、西岡のフォアハンドがアウトとなるが、これをモンフィスが入っていたと判定を覆し、30-30に。さらにモンフィスのミスが続き、西岡が先にブレークした。だが、直後のゲームでモンフィスも負けじと西岡のボールに食らいつき、ブレークバックする。その後、互いにキープを続け、試合はタイブレークへ。そのタイブレークでモンフィスが立て続けにミスを重ね、西岡がフルセットでベスト8入りを果たした。

勝利した西岡は、準々決勝で第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)とトミー・ポール(アメリカ/同53位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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