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2021.05.21

選手情報

西岡良仁、世界5位のチチパスにストレートで敗れる。今季初のベスト4入りならず[オープン・パルクARA]

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西岡良仁、チチパスにブレークポイント握れずストレートで敗戦

「オープン・パルクARA」(フランス・リヨン/ATP250)シングルス準々決勝、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク60位)は、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)に3-6、4-6のストレートで敗れ、ベスト4入りとはならなかった。

【動画】ストレートで西岡良仁に勝利! 観客に手を振るチチパス

今大会、初戦でウーゴ・アンベール(フランス/同33位)をフルセットで破った西岡は、2回戦で世界ランク14位のガエル・モンフィス(フランス)と対戦。1セットダウンから逆転で勝利を手にし、クレーコート大会では初となるベスト8進出を果たした。

準々決勝の相手は、初対戦となる世界5位のチチパス。クレーコート・シーズン初戦のATPマスターズ1000モンテカルロ大会で優勝し、続くATP500バルセロナ大会でも決勝に進出している強敵だ。西岡にとってトップ10選手との対戦は、今年2月の「ATPカップ」アンドレイ・ルブレフ(ロシア)戦以来となった。

この日の試合、第1セットでチチパスの力のあるストロークに食らいつき、相手のバックハンドにボールを集めて、ミスを引き出した西岡。互いにキープを続け拮抗した試合を見せたが、第6ゲームでチチパスのビッグショットが次々と決まり、遂にブレークを許してしまう。その後もチチパスのサービスゲームを破ることはできず、3-6で落とした。

あとがなくなった西岡だが、第2セット第3ゲームに0-40のピンチを迎えると、フォアハンドのウィナーでデュースに持ち込むも、そこからミスが続いてブレークされてしまう。その後、西岡はサービスキープを続け、チャンスをうかがったが、チチパスのプレーは乱れず。ブレークポイントを握らせてもらえず、4-6で落とし、ストレートで敗れた。

勝利したチチパスは、準決勝でノーシードのロレンゾ・ムゼッティ(イタリア/同88位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma