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2021.05.24

選手情報

チチパスが通算7度目の優勝! 全仏オープンへ「自信を持って臨める」[オープン・パルクARA]

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チチパス、世界49位のノリーに付け入る隙を与えず完勝

「オープン・パルクARA」(フランス・リヨン/ATP250)シングルス決勝、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)が、キャメロン・ノリー(イギリス/同49位)を6-3、6-3で下し、ツアー7勝目を挙げた。

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この日の試合でチチパスは、開始早々に3本のブレークポイントを握られたものの、これを守り切ると、その後は安定感のあるサーブとパワフルなストロークでノリーを圧倒。プレッシャーをかけていくと、第8ゲームでブレークに成功し第1セットを6-3で奪う。第2セットでもノリーに付け入る隙を与えず。ノリーのサービスゲームを2度破り、キャリア通算7度目のタイトルを手に入れた。

試合後、チチパスは「素晴らしい結果だ。僕はここが大好きだ。いいテニスができたし、いくつかの試合で最高のプレーができた。自信を持って全仏オープンに臨めるし、多くの試合をこなせるようになったね」と、“優勝”という最高の結果を持って、5月30日に開幕する全仏オープンを迎えられるとした。

4月のATPマスターズ1000モンテカルロ大会に続いて、クレーコートで今シーズン2勝目を挙げたチチパスは、シングルス勝利数をこれで33勝に伸ばし、選手の中で最多勝利数を誇る。また、今年からイタリア・トリノで開催されるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」へのランキングでも2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)を引き離し1位に立っており、ハードコートやクレーコートなどサーフェスを問わない強さが光っている。

自身でもその調子の良さは感じているようで、「コート上ではパワーや攻撃の仕方、リスクの取り方を一貫してやってきた。グランドスラム前の準備としてはこれまでで最高のものだ」と過去最高の状態だと語った。今年の全仏オープンでは、どのようなプレーを見せてくれるか注目だ。



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