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2021.05.23

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チチパスが若手急上昇中のムゼッティにフルセットで勝利! ツアー7勝目に王手[オープン・パルクARA]

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チチパス、今大会初めてサービスブレークを許すも逆転で勝利

「オープン・パルクARA」(フランス・リヨン/ATP250)シングルス準決勝、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)が、ノーシードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同88位)に4-6、6-3、6-0の逆転で勝利し、決勝進出を果たした。

【動画】チチパス、ネットプレーで素晴らしい反応!&マッチハイライト

クレーコート・シーズン初戦のATPマスターズ1000モンテカルロ大会で優勝し、続くATP500バルセロナ大会でも決勝に進出しているチチパス。今大会では、2回戦からの登場となり、その初戦でトミー・ポール(アメリカ/同53位)を破ると、準々決勝で西岡良仁(ミキハウス)を6-3、6-4とストレート勝ち。2試合でサービスブレークを許さない好調ぶりを見せていた。

この日の試合、第1セットの第5ゲームでブレークを許したチチパスは、その後ムゼッティのサービスゲームを破ることができず。今大会初めてセットを奪われた。だが、第2セット以降は相手の攻撃をしのいで5度のブレークに成功。1時間42分のフルセットマッチで勝利を手にした。

試合後、勝利したチチパスは「このような試合ができたことはとても大きい。謙虚さを失わず、クレーコートでもっとうまくプレーすることができる細かいことに集中できるようになった」とコメント。また、急成長を遂げるイタリアの19歳、ムゼッティについては「彼は僕が真剣に取り組むべきライバル。今後2、3年のうちに挑戦してくる選手だ。彼がトップになるのは目に見えているが、彼のメンタリティやテニスへの取り組み方、トップになるためにどれだけ努力するかが関係してくる」と世界のトップを目指すための十分な素質があると語った。

チチパスの決勝の相手となるのが、2回戦で第1シードのドミニク・ティエム(オーストリア/同4位)を破ったキャメロン・ノリー(イギリス/同49位)。ノリーは、準決勝で第8シードのカレン・カチャノフ(ロシア/同26位)に6-1、6-1のストレートで快勝し、決勝へコマを進めている。



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