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2021.05.29

選手情報

ナダル、初戦の相手ポピュリンを“危険な相手” と会見で語る[全仏オープン]

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大坂の会見不参加については「メディアは我々にとって
重要なものというのが私の見解」と会見で語る


過去13度の優勝を成し遂げた全仏オープンの舞台に戻ってきたラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)が記者会見に臨み、初戦の相手、アレクセイ・ポピュリン(オーストラリア/世界ランク62位)に対して「危険相手に変わりない」とコメント。さらに大坂なおみ(日清食品)の会見不参加宣言について、「理解はするが、メディアは我々にとって重要なものという見解を私は持っている」と語った。

【動画】ナダルの記者会見の様子


今回の全仏で史上最多となるグランドスラム21冠目を狙うナダル。その初戦の相手、ポピュリンについて聞かれると、ナダルは「彼は若いね。いつも言っている言葉だが、彼も若いし力がある。ビッグチャンスもあるだろう。だからこそ、私は準備が必要だ。いつもどおり数日間練習して、最高の状態で開幕したい。どの回戦も難しいし、どの相手に対してもリスペクトしている。キャリアを始めた時から、どの相手に対しても同じく敬意を払っている。すなわちポピュリンも危険な相手に変わりない。いいプレーをする必要があるし、あとはどうなるかを楽しみにしている」と、どの相手であっても最高の準備で臨みたいと

そして、大坂が示した会見不参加について意見を求められると、「彼女の意見を尊重している。彼女に対しては、選手としてはもちろん、人としてもリスペクトしている。だから、彼女の決定は尊重するよ。

スポーツをやる我々は、質問を受ける準備が必要だし、答えているよね? 彼女の意見も理解している。その一方で、記者なしで、ニュースを書く人々なしで世界を旅しているアスリートはいない。そうならば、テニスの人気はもっと低いだろう。だから彼女の言うことは理解できるが、メディアは我々にとって重要なものだという見解を私は持っているよ」と答えている。

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Photo by Takeo Tanuma