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2021.05.30

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20歳のコルダがツアー初タイトルを獲得! 「夢見ていたこと」[エミリア・ロマーニャ・オープン]

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コルダが失セット0でツアー初優勝! 地元イタリアのチェッキナート下す

「エミリア・ロマーニャ・オープン」(イタリア・パルマ/ATP250)シングルス決勝、セバスチャン・コルダ(アメリカ/世界ランク63位)が、ワイルドカードのマルコ・チェッキナート(イタリア/同104位)を6-2、6-4で下し、大会を通して1セットを落とすことなく、ツアー初優勝を果たした。

【動画】20歳のコルダがツアー初優勝! マッチハイライト

この日の試合でコルダは、チャッキナートにチャンスを与えることなくポイントを積み重ね、第1セットを2つのブレークで先取する。第2セットでも、コルダのパワフルなフォアハンドとサーブのクオリティーは落ちることなく、着実にサービスゲームをキープ。4-4で迎えた第9ゲームでは、この試合初めてのブレークポイントを握られたが、これを守り切ると、直後の第10ゲームで2度のマッチポイントを制し、自身初のツアータイトルを手にした。

試合後、コルダは「夢見ていたことだ。デルレイビーチではうまくいくと思っていたのが、心を折られそうになった。でも、クレーコート・シーズンの最初は悪かったことを前向きに考えて、父やコーチ、フィジオとともにいい練習ができた。強い気持ちで戻ってきて、今はとても良いテニスができているよ」と満足のいく大会にできたと語った。

決勝では、地元イタリアのチェッキナートということもあり、相手だけでなく観客とも戦っていたコルダ。「今日は本当にタフな相手で、観客も簡単ではなかった」と厳しい状況だったと言うが、それにもきっちり対応。「自分自身を誇りに思っているよ」とツアー初のタイトル喜んだ。

次なる戦いの舞台となるのは、全仏オープン。昨年大会でコルダは、予選からの出場だったが4回戦に進出し、憧れのラファエル・ナダル(スペイン/同3位)との対戦。今年は、2回戦で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)と対戦の可能性もある。コルダにとって、タフなドローとなったわけだが、コルダは、「(チチパス戦も)タフだが、ペドロとの対戦も簡単ではないよ」と、まずは1回戦で戦うペドロ・マルティネス(スペイン/同102位)との戦いに集中するとした。




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