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2021.06.02

選手情報

ダニエル太郎は世界9位ベレッティーニに敗れ初戦敗退「全体的にはポジティブな試合だった」[全仏オープン]

Photo by Getty Images

ダニエル太郎、ベレッティーニから1セット奪うもサービスゲームを崩せず

全仏オープン3日目、男子シングルス1回戦でダニエル太郎(エイブル/世界ランク113位)は、第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同9位)と対戦、0-6、4-6、6-4、4-6で敗れ、4年ぶりの初戦突破とはいかなかった。

【画像】1回戦の全試合が終了! 全仏オープン男子シングルス組み合わせ

今大会、予選からの出場となったダニエルは、3試合を勝ち抜き、本戦出場権を獲得。2017年以来4年ぶりとなる2回戦進出を目指した。

対するは、4月のATP250ベオグラード大会準決勝で対戦し、フルセットの末に敗れているベレッティーニ。2018年のATP250イスタンブール大会ではダニエルが勝利しており、1勝1敗。今回で3度目の対戦となった。

この日の試合では、互いに力強いストロークで激しいラリー戦が繰り広げられた。その中でも第1セットでは、ベレッティーニがリターンから速い攻撃でポイントを奪い、6ゲームを連取。ダニエルは出ばなをくじかれ、27分でセットを落とした。

続く第2セットでは、ベレッティーニのパワフルなフォアハンドに食らいつき、徐々にストロークにリズムが出てきたダニエル。ブレークポイントを握られながらもサービスキープを続けた。それでも、第7ゲームでダニエルのドロップショットにベレッティーニが素早く反応。ライン際に返球され、連続でポイントを奪われ、ブレークを許すとその後も取り返すことができず。2セットダウンと追い込まれた。

ここまでブレークポイントすら握らせてもらえなかったダニエルだが、第3セット開始前にトイレットブレークを取って、気分を一新。「これだけ頑張っているのにブレークポイントを一つもないというのは自分の頭の中でもきつかった」というが、「その気持ちをもっと軽いエネルギーにしていこうとした。嫌なことを思っている時やキレている時は、気づけば変えられるので、そこでパッと(気持ちを)変えられたことはとても良かった」と、順調にサービスゲームをキープしチャンスをうかがった。互いに一歩も譲らず迎えた第10ゲーム、ダニエルは積極的にコートの中に入って、速いタイミングで返球。この試合初めてのブレークに成功し、第3セットを6-4で奪った。

それでも相手はトップ10選手。第4セットでは、ベレッティーニのサービスゲームを崩すことができずにいると、第5ゲームでブレークを許し、セットカウント1-3で敗れた。

試合後、ダニエルは「全体的にはポジティブな試合だったが、第2セットのレベルをスタートから出したかったというのが強い課題」と、試合開始から連続でゲームを奪われたことを悔やんだ。それでも、「僕から見ると彼(ベレッティーニ)のレベルはトップ5ぐらいのテニスをしている。そういう相手に、あそこまで追い込めたのはとてもポジティブ。4セット、3時間近くの試合をやって、僕の態度も元気に保てたというのも誇りに思っている」と、気持ちが切れることなく、対戦相手に向かっていけたことをプラスに捉えた。

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