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2021.06.10

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シフィオンテク、自身のSNSに思いを綴る 「難しい戦いでしたが、マリアのプレーが見事でした」[全仏オープン]

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“次のピークはオリンピックに向けて作る”とも言及したシフィオンテク

6月10日、女子シングルス準々決勝で、マリア・サッカリー(ギリシャ/同18位)に敗れた前年女王の第8シード、イガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク9位)が、自身のSNSに英語とポーランド語双方でメッセージを投稿した。

【SNS】シフィオンテクが綴ったメッセージ


SNSに記したメッセージがこちら。
「シングルスが終わりました。難しい戦いでしたが、マリア・サッカリーのプレーが見事でした。

ディフェンディング・チャンピオンとして、パリに帰ってきたことは、私にとって新たなシチュエーションでした。何を自分に期待すべきか分かりませんでしたが、自分のパフォーマンスには満足しています。パフォーマンスはこの数ヵ月の間に、どれだけのことを頑張ってきたかを示しています。次の大会が待ちきれません。これからも限界に挑戦していきます。

最後に、皆さんの揺るぎない応援に感謝しています。私にとって、それは特別で、あなたが思っている以上のものを受け取っています。そして今日はお休み。明日、ダブルスです」。前年女王として迎える今大会は簡単ではなかったがやれることはやったと綴っている。

また昨日の試合後の会見では、「明らかに私はベストなテニスができませんでした。マリア(サッカリー)は、絶不調だった私のフォア側をうまく攻めてきました。いい戦術だったと思います。今日はポジションに問題を抱えていました。いくつかのショットでポイントが奪えず。浅くて軽いボールになってしまった。それこそ最大の武器なので、プレーが困難になりました。ここ数週間のことが昨日のように感じ、疲労が抜けず、フィジカルがリカバリーできませんでした」と敗因について語っている。

メディカル・タイムアウトを取って処置した右太ももについては、「たいしたことないと思います。コートでは、まったく違う感じでしたが。昨日はよく眠れず、数時間やっと寝ただけでした。すべてを必要以上に感じ取ってしまっていました。合理的に理解できなかった。念のため、テーピングを巻いてもらい、それが少し助けになりましたが、動きは依然として悪いままでした。戦術的もプレー的もうまく行かずで、いいゲームを作れませんでした」と問題がないとのこと。

今後は今月末に開催されるグランドスラム、ウィンブルドンに向けて切り替えることになるが、その後のオリンピックについても言及している。ちょうどシフィオンテクは、群馬県高崎市にて事前合宿を行うことが明らかになったばかりだ。
「私はアジアに行ったことがないので、難しい挑戦になるでしょう。条件が違いますからね。様子を見てみます。次のピークを作るのは、オリンピックになると思います」とプレー的な山をオリンピックに持っていくと語っている。




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Photo by Takeo Tanuma