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2021.06.12

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ナダル、最大のライバル・ジョコビッチに敗戦も「観客がエネルギーを与えてくれた」[全仏オープン]

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ナダル、決勝まであと1歩及ばず。58度目の対戦はジョコビッチに軍配

6月11日、全仏オープン男子シングルス準決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)は、最大のライバルである第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)に6-3、3-6、6(4)-7、2-6で敗戦。5年連続14度目の全仏制覇、そして男子では単独トップとなる21度目のグランドスラム優勝の達成はお預けとなった。試合後、ナダルはジョコビッチが勝利に値すると認め、「今日は僕の日ではなかった」とコメント。激闘を最後まで見届けた観客については、「応援は素晴らしかった。観客のみんながエネルギーを与えてくれた」と感謝した。

【動画】ナダル、ジョコビッチとの死闘で敗戦 マッチハイライト

両者の対戦は、1968年のオープン化以降、最多となる58度目。通算成績では29勝28敗とジョコビッチが勝ち越しているものの、グランドスラムの舞台ではナダルが10勝6敗でリードしており、昨年大会決勝で対戦した時には、6-0、6-2、7-5でナダルが勝利している。

この日の試合では、試合開始から5ゲームを連取したナダルが第1セットを奪い、昨年と同じような展開を見せる。しかし、第2セット以降はジョコビッチにラリーの主導権を握られ、なかなかフォアハンドで攻撃のリズムを作れず。第3セットのタイブレークでは、ダブルフォールトやボレーのミスが出て、逆転で敗れた。

4時間11分の死闘の直後、会見に姿を現したナダルは「最初は彼のプレーが少し悪く、ミスも多かったと思う。それから後半になって、コンディションが遅くなったのは事実だ。それまではとても暖かくてバウンドも高い状態でプレーしていた。だが、夜になると状況は逆になるんだ。バウンドは小さくなるし、トップスピンも効かない。その方が彼にとって有利な状態になるね」と敗因について冷静にコメント。「でも、そんなことはどうだってよくて、それがテニス。その条件に慣れた選手が勝つに値する。だから彼が勝利にふさわしいことに間違いはない」と潔く負けを認めた。

「それがスポーツだ。勝つこともあれば、負けることもある。僕は自分のベストを尽くそうとしたが、そうでなかったということ。タイブレークではダブルフォールトをしたし、簡単にボレーでポイントを与えた。あそこでクレイジーなポイントがあったのは事実だ。疲れもあったし、このようなミスは起こりえること。だが、勝ちたいのであれば、こんなミスをしてはいけない。彼はよくやったし、いい戦いだった。今日は僕の日ではなかったね」

また、両者の白熱したプレーに対して、ポイント毎に立ち上がり声援を送ったファンについて、「応援は素晴らしかったね。この気持ちは感謝してもしきれないよ。疲れている時もあったが、観客のみんながエネルギーを与えてくれた。僕の人生の中で最も重要な場所で、人々の愛を感じることができるのは感動的なことだ。観客のみんなには感謝するよ」と感謝の言葉を口にした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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