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2021.06.23

選手情報

ヤストレムスカのドーピング処分が解除。ITFが過失なしと認める

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出場停止処分が解除され、ヤストレムスカ「ツアーに戻るのが待ちきれない」

6月22日、国際テニス連盟(ITF)は、薬物違反により出場停止処分を受けていたダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ/世界ランク37位)の訴えを認め、処分を解除することを発表した。

【画像】ヤストレムスカ、父に感謝! 出場停止処分が解除

ヤストレムスカは、昨年11月24日に尿サンプルを提出。そのサンプルをWADA(世界アンチ・ドーピング機関)が分析したところ、禁止薬物が検出され、これにより今年1月7日付で暫定的に出場停止処分が科されていた。

その後、ヤストレムスカは異議を申し立てたものの、認められることはなく、全豪オープンの出場もかなわなかった。だが、5月に禁止薬物が体内に入った経緯に関して、再度ヒアリングが行われ、ITFはヤストレムスカの説明を認めて過失がないと判断。暫定的な出場停止処分が解除された。

ヤストレムスカは、「私の行動に過失がなく、制裁を科すべきでないと認められました。したがって、テニスを再開することができます」とSNSを通じて報告。「この6ヵ月間、私は多くのことを経験し、否定的なコメントに対処するのは難しいことでした。家族、弁護士、代理人、そしてトップファイブ・マネジメントのスタッフに感謝しています」と、自信をサポートしてくれた人々への感謝の言葉を綴った。

さらに、今後の予定は示していないものの、「今は私の情熱であるテニスに戻ることを楽しみにしています。あまりにも長い間、テニスを奪われていたので、ツアーに戻るのが待ちきれません」と再びツアーで戦うことを楽しみにした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma