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2021.06.23

選手情報

望月慎太郎、2年ぶりの“テニスの聖地”で躍動! ワイルドカードをもらえて「本当にうれしくて、すごく興奮した」[ウィンブルドン]

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望月慎太郎、世界160位を逆転で下し予選2回戦へ

6月22日、ウィンブルドン予選1回戦で望月慎太郎(Team YUKA/世界ランク500位)が、ヒューゴ・ガストン(フランス/同160位)を1-6、6-2、6-4で下し、予選2回戦に進出した。

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16歳だった2019年、日本人男子として初となるグランドスラムのジュニアチャンピオンに輝いた望月。今大会は、ワイルドカード(主催者推薦)で予選に出場している。その予選1回戦では、昨年の全仏オープンで4回戦に進んだガストンと対戦。第1セットはストロークが安定せず、セットを落としたが、第2セット以降は積極的にネットプレーを仕掛け、逆転で下して予選2回戦にコマを進めた。

大会公式サイトで望月は、「去年はコロナで大変だった。2019年に優勝しているので、今年の予選のワイルドカードをもらえた時は本当にうれしくて、すごく興奮したよ」と、2年ぶりに行われることとなったウィンブルドンに出場できることを喜んだと明らかに。「(2019年の)ウィンブルドン2週間前に芝の大会に出ましたが、初日の練習は最悪でした。でも、コーチと相談し数日間練習したら、慣れて大好きになりました」と、トップ選手でも難しいとされる芝のコートにも順応できているとした。

今年3月のATPマスターズ1000マイアミ大会では、ワイルドカードで出場した予選から本戦入りを果たし、与えられたチャンスをものにしてきた望月。“テニスの聖地”ウィンブルドンという舞台でもその勝負強さを見せてくれるか期待したい。

望月は、予選2回戦で第8シードのタロン・フリークスポール(オランダ/同124位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma