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2021.07.14

選手情報

コンタが東京オリンピック欠場を発表。新型コロナウイルス陽性となり、準備が不可能に

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濃厚接触者となり、ウィンブルドンを欠場していたコンタ

7月14日、ジョハナ・コンタ(イギリス/世界ランク38位)は自身のSNSで、新型コロナウイルス陽性もあって準備ができなかったため、東京オリンピックを欠場すると発表した。

【SNS】コンタのメッセージはこちら


先週まで行われていたウィンブルドンに、女子シングルス第27シードとして出場する予定だったコンタだが、大会直前にチームの一人に新型コロナウイルスの陽性が発覚。濃厚接触者として10日間隔離となるため、大会を欠場すると発表されていたが、その間に本人の陽性も発覚していたようだ。

コンタは、SNSで「ご存知の方もいると思いますが、ウィンブルドン前に、私のチームのメンバーが新型コロナウイルスで陽性となり、残念ながら大会に出場することができませんでした。その後、自主隔離をしていましたが、私も陽性と診断されました。

それもあって、ここ2週間半トレーニングができず、残念ながら東京オリンピックに向けての身体面の準備ができなくなってしまいました。

2016年リオデジャネイロ・オリンピックでイギリス代表となったことは、私のキャリアの中で最も大切な思い出の一つでした。(今回の欠場は)私にとって悲痛な現実です。

私としては、なるべく早く競技に復帰できるように健康を保ちながら、最善のトレーニングをしていきます。この間、東京で戦うイギリス代表選手たちを夢中になると思います。ぜひ一緒に応援してください」と綴っている。

コンタは昨年末、オリンピックについて「イギリスを代表して参加することは、非常に意味深いことよ。2016年にリオ五輪にも出場した。その時、行く前は賞金もポイントもないため、ちょっと疲れるなと思っていた。私は子供だったわ。しかし、ヘザー(ワトソン)と飛行機から降りて、同じイギリスのスーツを着たアスリートがずらりと揃っているバスを見て、完全に夢中になったの」と語るなど、出場に前向きな姿勢を見せていた。

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Photo by Takeo Tanuma