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2021.07.16

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ジョコビッチが東京五輪出場を表明!「東京行きのフライトを予約した」

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ジョコビッチがオリンピック4度目の出場で初の金メダル目指す

7月15日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビアは)、自身のSNSで24日に開幕する東京オリンピックに出場することを表明した。

【SNS】東京オリンピック出場を自身のSNSで綴ったジョコビッチ

6月下旬から7月中旬にかけて行われたウィンブルドンで、グランドスラム通算20勝目を挙げ、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)と肩を並べたジョコビッチ。決勝後の会見では、東京オリンピックが無観客開催となったことに「いいニュースではない。僕のチームにとって重要な役割を果たしているストリンガーも使えない。今は迷っていて、半々といったところ」と出場を迷っているとしていた。

だが、15日の投稿では、以前からアドバイスを送るなどの交流があり、2020年には史上最年少となる4歳でウイルソンと契約した尾脇康次郎くんの6歳の誕生日を祝う動画とともに、東京オリンピック出場も表明。

「小さな友人である、康次郎を失望させることはできない。東京行きのフライトを予約し、チームセルビアに参加してオリンピックに臨みます」と綴り、セルビア代表として誇りを持って金メダルを目指すとした。

今シーズン、ジョコビッチは全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンのグランドスラム3大会を制しており、残るオリンピックで金メダル、USオープンで優勝すれば、男子では史上初となる同一年でグランドスラムとオリンピックを制する“年間ゴールデンスラム”を達成となる。

銅メダルを獲得した2008年の北京大会、2012年のロンドン大会、2016年のリオデジャネイロ大会に続いて、今回が4度目の出場となるジョコビッチ。初の金メダルを獲得し、また一歩偉業へ近づくことができるのか期待される。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma