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2021.07.24

選手情報

男子トップ20の平均身長を年代別に調査 〜190cm以上の選手と180cm未満の選手の人数も紹介〜

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人類全体の身長が伸びている!?

身長が以前より高くなっているか低くなっているかは国によって異なる。韓国人女性は1914年から2014年までの100年間で、20cm以上も身長が高くなっているという結果が出ている。参考として、イギリスの大学インペリアル・カレッジ・ロンドンの調査によると、アメリカ人男性の身長は同じ期間で約6cm、中国人男性は約11cm伸びていることがわかった。平均をとって100年間で9cm、全体の時効が上昇していると考えた場合1年間では約0.1cm高くなっていくことになる。この場合、男性の身長は10年間で約1cm上昇していることになる。全体の伸び率を割り引いても、テニス選手の身長が高くなってきていることがわかる。


身長は一つの要素

トップ20の平均身長や最高身長の人数などは約30年前から現在まではそれほど大きく変わってはいないが、トップ10に絞って平均身長を出してみると、現在の平均身長は189.9cmと最も高く(10年前の2011年は188.2cm、20年前の2001年は184.1cm、30年前の1991年は188.2cm、40年前の1981年は183.1cm、1973年は180.4cm)、ここ40年の間に明らかに身長が高くなっていることがわかる。高身長であることのメリットがテニスでは生かされやすいと言えるのではないだろうか。


一方、シュワルツマンのように170cmであっても、トップ20にランクインしている選手もいる。現在のジュニアにとっては、まだまだ身長を伸ばすチャンスが残っている。睡眠や食事などに気をつけながら高身長を目指し、たとえ190cm以上の身長が得られなかったとしても、身長の高い選手に対して戦えるだけのスキルを今のうちから身につけておきたい。

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