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2021.08.03

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内山靖崇、世界88位のセッピに逆転負けを喫す「突破口を見つけることができなかった」[シティ・オープン]

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Photo by Getty Images

内山靖崇はセッピにフルセットで敗れるも「試合で粘りが出てきた」

8月2日、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)シングルス1回戦が行われ、内山靖崇(積水化学工業/世界ランク123位)は、アンドレアス・セッピ(イタリア/同88位)に6-3、5-7、3-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。

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ウィンブルドン以降、「より高いレベルで自分のテニスをしていくところに今は重きを置いている」と、試合に勝つ可能性の高いチャレンジャー大会ではなく、高いレベルでの戦いを求めATPツアーの出場を選択した内山。先週行われたATP250アトランタ大会では、敗れたもののトップ50のブノワ・ペール(フランス)ともフルセットの戦いを見せている。

この日の試合、内山は第1セット第5ゲームでブレークポイントを握られたものの、大事なところでサーブポイントを奪いサービスキープ。直後の第6ゲームでブレークに成功し、5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セットでは、すべてサーブでポイントを奪って、第1セットを6-3で先取した。

しかし、第2セット以降、内山のサービスにセッピも対応。なかなかチャンスを見出せず、第2セットを5-7でセットを落とすと、勝負のファイナルセットでも第8ゲームで3本のブレークポイントを守り切れず、フルセットの末に敗れた。

試合後、内山は「セカンドセットからリターンゲームで突破口を見つけることができず、自分のサービスにプレッシャーがかかってしまい、すっきりしないような流れになってしまった」とコメント。それでも、「粘れた部分はあったし、強い選手なので簡単に勝たせてくれるわけでもない。今シーズン、いいプレーができていない中で、少しずつ試合で粘りが出てきているのかなと思う。もう少し踏ん張りどころかな」と徐々に自らのプレーが上向きになっていると語った。

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