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2021.08.10

選手情報

ジョコビッチ、ATPマスターズ1000シンシナティ大会を欠場。ぶっつけ本番でUSオープン出場へ

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ジョコビッチ、体力回復のためシンシナティ大会を欠場

8月15日に開幕する「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)は、9日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が出場を辞退したことを発表。ジョコビッチも自身のSNSで「体力回復に時間がかかるため、シンシナティ大会を欠場しUSオープンに集中する」と綴った。

【SNS】ジョコビッチ、ファンに向けてシンシナティ大会欠場を発表

ジョコビッチはSNSで「全豪オープンから東京まで体力を消耗し、回復に時間がかかることを伝えたい」と万全なコンディションではないとし欠場することを決断。「残念ながら今年のシンシナティに出場する準備ができていないため、USオープンに集中し、家族と過ごす時間を大切にしたいと思う。もうすぐニューヨークで会えるのを楽しみにしているよ!」と、前哨戦に出場することなくUSオープンに出場すると綴った。

今シーズン、ジョコビッチはATPカップでシーズンをスタートさせると、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンと3つのグランドスラムを獲得。年間グランドスラムに加え、オリンピックも制する“ゴールデンスラム”を狙える位置にいた。

だが、東京オリンピックの準決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同5位)に逆転負けを喫し、4度目のオリンピックも金メダルを獲得することはできず。3位決定戦でもパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同11位)にもフルセットで敗れると、左肩の負傷により混合ダブルス3位決定戦を棄権し、母国セルビアにメダルを持ち帰ることができなかった。

なお、5日にはロジャー・フェデラー(スイス/同9位)も欠場することを発表している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma