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2021.08.31

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マレー、チチパスの遅延行為に怒り「彼はやり過ぎた」[USオープン]

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Photo by Getty Images

マレー、度重なる遅延行為にリズム狂わされ「あれはナンセンス」

8月30日、USオープン男子シングルス1回戦、今大会の優勝候補の一人であるステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク3位)との対戦となった元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/同112位)。4時間49分の熱戦の末に、6-2、6(7)-7、6-3、3-6、4-6とあと一歩のところで敗れ、試合後にはチチパスのメディカル・タイムアウトやラケット交換、約8分にも及ぶトイレットブレークによって、自身のリズムを狂わされたとコメント。「素晴らしい選手だと思うが、彼に対する敬意も失った」と批判した。

【動画】スタンディングオベーションの中、コートを去ったマレー&マッチハイライト

試合後、マレーはチチパスの行動について「コートを離れるのは重要ではない。時間が問題だ。試合前にチームとそのこと(遅延行為)について話していた。彼の思うつぼにならないように準備しておこうと思っていた」と、チチパスがプレー以外のところで揺さぶりをかけてくると予想していたとコメント。だが、遅延行為による影響は想像以上だったという。

「問題はそれがフィジカル的に影響を与えるということだ。7~8分と動きを止めている間にクールダウンしてしまうんだ。心の準備はいくらでもできるが、あれほど長い時間休むと、影響が出るのは事実だ。僕は彼を高く評価していて、素晴らしい選手だと思う。だが、彼に対する敬意も失った」と、チチパスの行動を批判した。

勝負のファイナルセットの第1ゲームでブレークを許し、コートサイドにいるスーパーバイザーのゲリー・アームストロング氏に対して「トイレはそこにあるだろ。(チチパスは)何やってたんだ? トイレに行くのにあんなに時間がかかったことなんてない!」と不満を漏らしたマレー。「ルールがある以上、オフィシャルは何もできない。だが、僕は選手評議会に所属していて、いつもこの話をする。ルールを悪用されないようにと。そして、彼(チチパス)はやり過ぎた。他の人たちが何も問題がないと感じているなら、僕の方がおかしいのかもしれないが、それはナンセンス。彼もそれをわかっているだろう」と語った。

また、「このスポーツ、テレビ、ファンにとっても良いことではない。変更する必要がある。今夜のようなパフォーマンスをすることができたことを語るのではなく、トイレットブレークやメディカル・タイムアウト、遅延行為について語っているんだ。そんなのはくだらない。今夜は会見をしたくなかった。この席に座っていても彼を叩いているようにしか見えないし、負け惜しみにしか聞こえないから。だが、勝っていても同じことを言っていたと思う。あれはナンセンスだ」と怒りのコメントで会見を締めた。

一方、自身の行為について非難を浴びたチチパスは、「もし彼が僕に話すべきことがあるなら、何が悪かったかを理解するために2人で話し合うべきだ。僕はルールを破ったと思っていない。相手がどう感じているかは知らないし、僕の優先すべきことではない」とコメント。

また、ファイナルセット前の長いトイレットブレークについては、「コートを出る時にウェアを持って行った。ウェアを着替え、コートまで歩いて戻るのに時間がかかる。5セットマッチでは2回、3セットマッチでは1回許されている。僕はキャリアを通してルールを破ったことは一度もない。問題になる理由がない」と、わざと試合を遅らせるような行為ではないとし、ファイナルセット開始前になぜブーイングが起きているのかもわからないと語った。

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