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2021.09.04

選手情報

国枝慎吾、涙の金メダル! 1セットも落とさず2大会ぶり3度目のシングルス金「まだ夢の中にいるような気持ち」[東京パラリンピック]

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Photo by Getty Images

国枝慎吾、王者の貫禄見せ1セットも落とさず通算4個目の金メダル獲得

9月4日、東京パラリンピック車いすテニス競技の男子シングルス決勝が行われ、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク1位)が、第8シードのトム・エフべリンク(オランダ/同8位)を6-1、6-2で下し、2大会ぶり3度目のシングルス金メダルを獲得した。

【画像】国枝慎吾、通算4個目の金メダル獲得! 東京パラリンピックテニス競技男子シングルスドロー(組み合わせ)

パラリンピック初出場となった2004年アテネ大会で齋田悟司(シグマクシス)と組んだダブルスで金メダルを獲得した国枝。2008年北京大会、2012年ロンドン大会では、シングルスで2連覇を達成していた。

そして今大会、日本選手団の主将として迎えた国枝は、2回戦、3回戦と1ゲームしか落とさない強さを見せると、準々決勝で第6シードのステファン・ウデ(フランス/同6位)、準決勝で第5シードのゴードン・リード(イギリス/同5位)に勝利。決勝まで1セットも落とさず勝ち上がった。

この日の相手は、第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス/同2位)らを下して勝ち上がったエフべリンク。過去の対戦成績では、9戦全勝と相性の良い相手だ。

この日の試合、序盤で硬さが見えた国枝は、第1ゲームでブレークを許してしまう。それでも、徐々に調子を上げ、持ち前の攻撃的なプレーを披露。エフべリンクの粘りに苦戦するも、速いテンポのリターンと力強いストロークで試合を優位に進めると、一気に6ゲームを連取し第1セットを6-1で奪った。続く第2セットでも、集中力を切らさなかった国枝は、第1ゲームでブレークに成功。第5ゲームでもサービスゲームを破り、リードを広げて通算4度目の金メダルを獲得した。

2016年リオデジャネイロ大会の前に右ヒジの手術を受けた国枝。同大会のダブルスでは銅メダルを獲得したものの、シングルスでは準々決勝で敗れ、シーズン後半から約6ヵ月にわたり休養していた。試合後、国枝は「まだ夢の中にいるような気持ちです。この日のためにすべてを費やしてきたので、それが報われて良かったです。リオの後は引退も何度も考えましたし、また世界1位に復帰して、こうして東京パラリンピックで金メダルを獲れるなんてのは、リオ終わった直後は信じられない。支えてくれた妻やコーチ、トレーナー、ここの舞台に立たせてくれて感謝のいっぱいです」」と語り、2大会ぶりの金メダル獲得の喜びを噛み締めた。 

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