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2021.09.04

選手情報

青山修子/柴原瑛菜ペア3回戦進出。穂積絵莉との日本人対決に勝利[USオープン]

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穂積/ロソロスカペアに対して第1セットは苦しい戦いに

現地9月3日、USオープン5日目の女子ダブルス2回戦、第3シードの青山修子(近藤乳業/ダブルス同9位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同9位)ペアは、穂積絵莉(日本住宅ローン/同111位)/アリシア・ロソルスカ(ポーランド/同113位)ペアと対戦。7-6(5)、6-2のストレートで勝利した。

【画像】USオープン女子ダブルス(組み合わせ)


第1セット第2ゲーム、穂積のサービスゲームに対して、青山/柴原ペアは3度ブレークチャンスを握るが、あと1ポイントが続かず。穂積が17ポイントをかけてキープに成功する。

これでリズムが崩れたか。続く青山のサービスゲームで先にブレークを許す。これで1ブレークアップとした穂積ペアだったが、続くロソルスカのサービスゲームでブレークバックに許す。その後はキープが続き、5オールで迎えた第10ゲームで穂積ペアが先にブレークに成功。6-5として、セットポイントも迎えたが、またもブレークバックを許してタイブレークに突入する。ここで集中力を高めた青山/柴原ペアが7-6(5)でセットを先取した。これで流れは青山/柴原ペアへ。サービスゲーム、リターンゲーム共に精度が上がり、第2セットは2ブレークを奪って6-2。穂積/ロソルスカペアを退けた。

「6-5で迎えたセットポイントをしっかり取り切れていれば、セカンドの流れも変わったと思う」と振り返ったのは穂積。2018年全仏では、二宮真琴(現エディオン)とのペアで準優勝にもなった穂積だが、今大会は2019年全豪以来となるグランドスラム出場。それもあって、「本当に、またこの舞台に帰ってこられたことが純粋にうれしくい。数週間前まで出る予定なかったが、運良くロソルスカに声かけてもらった。大きな会場でたくさんのお客さんの前でプレーできるのは本当に楽しい。プロ選手としては誰もが目指しているグランドスラムで、このような状況の中でもプレーできたというのは感謝している」と敗れたものの、久しぶりの大舞台でのプレーを楽しめた部分もあったようだ。

柴原は、穂積との対戦について、「みんなで良い結果を出したいという気持ちがあるので、グランドスラムで日本人同士というのは残念な気持ち」とコメント。「戦うのは初めてだったけど、穂積選手は良い選手なのは知っていたので、チャレンジだった」と会見で語った。

そして青山は、「良い時はサーブリターンの精度が高く通って、前でプレッシャーをかけるプレーがうまくできている。精度を下げないで、なるべく上げていくというところを2週間通して続けていくことが大事」と今後のポイントについて指摘している。

3回戦の相手は、第14シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア/同55位)/ジャン・シューアイ(中国/同27位)に決まっている。USオープンでの最高成績は3回戦という青山/柴原ペア、次戦に勝利して、さらに上を目指してほしいところである。

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